
仮想通貨に限った話ではありませんが、市場のトレンド状況を押さえておくのは投資する上で絶対条件ですよね。
投資に「必ず」というものは存在しませんが、過去の事例からして概ね傾向がある、と言えるトレンドについて紹介していきます。
目次
上昇トレンド
まずは上昇トレンドからです。
半減期
ビットコインをはじめとする非中央集権的な仮想通貨は、半減期というものが設けられています。
これは、4年に1度ほどのペースで訪れる、通貨の発行量をコントロールするための仕組みです。
需要量が変わらず、供給量が半分となるため、市場の原理で価値が上昇します。
例えば過去の2016年のビットコイン、2017年のモナコインを例に取ると、いずれも半減期を境に価格は上昇しています。
次に来る半減期は?
ビットコインの次の半減期は2020年と言われています。
なお、半減期については下記サイトの解説がとても分かりやすいです。
fa-arrow-circle-right外部リンクビットコインは半減期2020年に上昇する?半減期の仕組みと価格予想を徹底解説! | CoinOtaku(コインオタク)
戦争リスク、通貨危機
仮想通貨はリアルな世界に存在しないため、戦争や通貨危機のようなリアルな世界でのリスクが上昇すると、仮想通貨に投資マネーが流れ、比較的価格が上昇するようです。
例えば、北朝鮮がミサイルを発射して価格が上昇した例などがあります。
大企業の仮想通貨事業参入
大企業が仮想通貨を用いた事業を参入すると、仮想通貨の需要がさらに増加すると考えられ、価格が上昇する傾向があります。
例えば、下記の三菱UFJ銀行のリップルを採用した取引の開始などは、かなり市場へのインパクトがありました。
fa-arrow-circle-right外部リンク日経「三菱UFJ銀行がリップルを活用した海外送金を18年初から開始」 - MoneyToday
取引所の通貨種類追加
これも比較的分かりやすい例で、大手の取引所で扱う仮想通貨の種類が増加すると、需要が増えると期待されてその通貨の価格が上昇します。
例えば、今までbitFlyerなどでしか取り扱いのなかったモナコインですが、コインチェックでも取り扱いができるようになり、その後価格が上昇しています。
fa-arrow-circle-right外部リンク仮想通貨取引所コインチェック上場でモナコインが高騰|国内の新規上場は1年4ヶ月ぶり
下降トレンド
それでは、次に下降トレンドです。
どういう場合に下降するかというと、上昇トレンドの逆、すなわち需要量が減ると価格が減少すると考えると考えやすいと思います。
取引所の撤退
仮想通貨の取引所が撤退すると、通貨の取引量が減るため、価格が減少します。
例えば、2017年9月の中国での規制を受け、中国での大手取引所が撤退し、その後ビットコインが20万円も値を下げています。
規制強化、課税
上記中国の規制強化だけでなく、仮想通貨の取引に対してのルールが厳しくなったり、課税対象になったりと、仮想通貨の取引量が減るような要因が発生すると、下降トレンドとなる傾向があります。
ハッキング
こちらも忘れてはいけない大事な下降トレンドです。
ハッキング被害とはすなわち銀行の倉庫からお金が取られるようなものなので、自分のお金も取れるのではないかという不安を呼び、需要が減る事で下降トレンドが発生します。
また、仮想通貨のベースとなるブロックチェーン技術は、可能性を秘めている分、本当に通貨として信用していい技術か?という点がまだ市場で懐疑的に見られている事も否定できません。
さいごに
以上、ここまで比較的理解やすい事例を挙げ、上昇トレンド、下降トレンドを見てきました。

また、トレンドを早めに察知するためにツイートをモニターしておくことも重要です。
下記記事ではフォローしておくべきアカウントをまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
なお、当サイトでは仮想通貨だけではなくてFXにも力を入れています。
下記は当サイトで総力を上げてまとめ上げた、おすすめFXブローカーランキングです。
FXにも興味がある!という方はぜひこちらも確認してみて下さい。