
目次
VirtueForexの概要
口座開設はこちらから/
会社名 | Virtue Techonology inc |
所在地 |
|
設立 | 2013年 |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会 登録番号:40379 パナマ共和国金融当局 登録番号:155609612-2-2015-2015-478002 |
資本金 | 不明 |
日本語サポート | ○ |
サポート内容 | お問い合わせフォーム、メール |
サポート対応期間 | 平日24時間 |
メールアドレス | support@virtueforex.com |
電話番号 | なし |
VirtueForexは2013年にパナマで設立された海外FXブローカー。2020年頃から日本人向けにサービスを本格的にスタートさせ、SNSやネットでおすすめする人が多いため目にしたことがあるのではないでしょうか?本記事ではVirtueForexとはどんなブローカーなのか。様々な特徴を押さえつつ、安全性や評判も幅広くまとめました。海外FXを始めようと考えている方はぜひ参考にしてください。
・ゼロカットシステム採用
・NDD方式を採用
・約定力が高い
・日本語対応あり
・日本金融庁から警告が出ている
・スプレッド広い
・ロスカット率90%
・スタンダード口座にボーナスキャンペーンがない
・入出金にビットウォレットが使えない
VirtueForexの評判
それでは実際にVirtueForexを使用してきた人たちからの評判・口コミを確認してみましょう。コメントを確認するためにTwitterとFPA(Forex Peace Army)を参考にしました。
Twitterでの口コミ
まずはTwitterでの口コミを見ていきましょう。結論を言うと投稿全体の約9割が複数人の同じ人物でした。そして同じ内容のツイートを定期的に繰り返し投稿し、VirtueForexをおすすめしている状態です。アフィリエイト報酬を目的とした偏りのあるツイートに思えるためほとんど参考にならないでしょう。それ以外のツイートを僅かでありながら見つけることができましたが詐欺を訴える残念な内容でした。
・詐欺疑惑
・使わない方がいい
・アフィリエイト報酬目的で進める人が多い
スギという方が革命基金を広げてVirtueForexに誘い込むのはそのFX会社にアフェリエイト報酬があるからです。人を呼べば〇〇円、その人が稼げば〇〇円といったようにどんどん親元にお金が入ります。
— あーるわいFX (@3Oi43) February 17, 2020
#拡散希望 #詐欺被害 #マネコン #VirtueForex
「マネコン」、「VirtueForex」詐欺です。皆さん気を付けてください!自分の体験談も読んでみてください。 pic.twitter.com/vWj7yQdKNH— 味ぽん (@0AZIPON0) October 15, 2020
ルイ先生のマネコンは詐欺です。騙されました。マネコンは副業紹介サークルで、そこからFXの自動売買を勧められましたが、大損しました。マネコンは紹介しただけだと主張していますが、証券会社VirtueForexや運用会社WelthTrend社とつながっています。手を出してはいけません。
— Kuniko (@Muf4bzg329z4N02) May 22, 2021
FPAでの口コミ
FPA(Forex Peace Army)はFXブローカーに対しての評判・口コミを掲載している世界最大級の掲示板です。多くのブローカーを登録しており世界中のトレーダーからの声を第三者機関として公平に公開しているためFXブローカー選びにとても役立つサイトとなっています。
FPAでの評価:0
そんなFPAでのVirtueForexの評価は0(評価なし)といった結果でした。これまで多くのブローカーに対するFPAの評価を見てきましたが評価なしは他に見覚えがありません。どんなブローカーでも評価の良し悪しがはっきり掲載されていますし、最悪の場合、容赦なくSCAM!(詐欺業者)判定されていることもあります。VirtueForexの場合、SCAM判定はされていませんが誰一人コメントをしていないところを見ると良いブローカーではなさそうと印象付いてしまいざるを得ないのではないでしょうか。
WikiFXでの評価
WikiFXとは国内、海外を含めFX業者の信頼性や長所・短所など仕入れた情報を基に独自の評価をして提供するサービス。世界30以上の国や地域、数千社以上の取引会社のデータが公開される世界最大級の情報量です。
トレーダーの口コミを反映させているわけでなく完全独自で評価をしていますが実際に現地調査を行なったり情報量の多さとサイト・アプリの見やすさからかなり支持を集めているサービスなのでFPAと共にFXブローカー選びの参考になるのではないでしょうか。
そんなWikiFXでのVirtueForexに対する評価は2.59/10とかなりの低評価でした。さらに「注意:WikiFXでの評価が低すぎます、利用しないでください」とバッサリ否定されてしまっている状況です。
WikiFXでは特にライセンスが疑わしい、リスクが高いという判定になっています。VirtueForexは2つのライセンスを所持していますが信憑性はかなり低いとされているようです。金融ライセンスの中でも取得が容易であったり規制が緩いこともあるのでライセンスの所持を記載されていても安心できるとは言えないのが現実です。
VirtueForexの信頼性・安全性
金融ライセンスを所持している
所有金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会 登録番号:40379 |
パナマ共和国金融当局 登録番号:155609612-2-2015-2015-478002 |
VirtueForexでは2つの金融ライセンスを取得しています。バヌアツ金融サービス委員会とパナマ共和国金融当局のもとで登録されているようですが画像に記載されているように日本金融庁の監視下になく対象となっていません。
また、金融ライセンスを2つ取得しているにも関わらず様々なサイトで危険視されていたりライセンス認可なしと判定されていたりするため信頼性があるとはなかなか言えません。金融ライセンスの所持は海外ブローカーの信頼性を証明する一つの要因ではあります。所持していないブローカーはまず怪しいと疑うべきでしょう。しかし先述した通り、ライセンス所持=安全ではないのでその他の要素も並行して調べておく必要があります。
顧客資金の分別管理
VirtueForexでは顧客資金の別の銀行にて分別管理を徹底しています。そのため顧客資金を会社の業務に関する経費や不当な使用を行う心配はありません。
しかし信託保全はされていないため仮にVitueForexが破綻した場合、顧客資金の全額が保証されるとは限りません。海外ブローカーでは信託保全がないところが多いのでなるべく余剰資金での運用をおすすめします。
日本の金融庁から警告を受けている
出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」
VirtueForexは日本の金融庁から警告を受けています。
日本の法律では、「海外FX業者が日本居住者にサービスを提供すること」「日本居住者が海外FX業者のサービスを使って取引すること」は合法ですが、海外FX業者が日本居住者を対象に勧誘行為(プロモーション活動)を行うことは明確に禁止されています。
先述した通り公式サイトに日本居住者に対するサービスではないと記載することで規定違反にならないように対策をしている海外ブローカーが多い状態です。
なぜおすすめする人が多いのか?
これまで評判や信頼性に不安が残る結果になったVirtueForexですがなぜSNSで広める人、おすすめする人が多かったのでしょうか。その理由はVirtueForexのユーザーであれば誰でもIB報酬を受け取れるからです。IBとはそのブローカーのパートナーになり顧客を紹介することで一定の報酬を受け取れるという仕組みです。基本的にはブローカーに対して申請・認証が必要であったり何かしらの実績や営業力が必要だったりしますがVirtueForexでは誰でも無料でIB報酬を受け取れるということで紹介者が増えたということになります。実際にどのような報酬プログラムになっているのか確認してみましょう。
基本報酬プログラム
ランク | 報酬獲得条件 | 報酬金額(往復1lot毎) |
レベル1 | アクティブトレーダーの数が5人未満 | 300円 |
レベル2 | アクティブトレーダーの数が5人以上10人未満 | 500円 |
レベル3 | アクティブトレーダーの数が10人以上30人未満 | 700円 |
レベル4 | アクティブトレーダーの数が30人以上 | 1,000円 |
サブアフィリエイトプログラム
サブアフィリエイト報酬 | サブアフィリエイトが獲得した報酬の10% |
報酬発生条件 | 0.1lot以上の取引のみが対象 |
サブアフィリエイトプログラムとは自分が紹介した顧客がさらに基本報酬プログラムを行うことによって新たな顧客を紹介することで発生する報酬のことです。ネットワークビジネスの構造のような仕組みで受け取ることができます。自分が紹介した顧客がたくさんの新規顧客を集めたくさんトレードをした場合、何もせずに受け取る報酬が増えるというかなり美味しい内容になっていますね。
VirtueForexの口座タイプ
スタンダード口座 | スーパーボーナス口座 | |
口座通貨 | 米ドル/日本円 | 米ドル/日本円 |
最低注文ロット数 | 0.01lot(1000通貨) | 0.01lot(1000通貨) |
最低入金額 | US$100.00/10,000円 | US$100.00/10,000円 |
最大レバレッジ | 500:1 | 777:1 |
スプレッド | 1.6pips | 1.2pips |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
最大保有ポジション | 200 | 200 |
ボーナスの有無 | 無 | 有 |
最大ロット数 | 1000lot | 50lot |
VirtueForexにはスタンダード口座とスーパーボーナス口座の2種類があります。以前まではスタンダード講座のみで海外ブローカーでは珍しくボーナスキャンペーンが一切ないというデメリットがありましたが最近、スーパーボーナス口座ができたことで豊富とは言えないですがボーナスを受け取れるようになりました。
最低入金額が同じでスーパーボーナス口座の方が最大レバレッジも高く、スプレッドも小さいためスーパーボーナス口座の方が魅力的かなと感じます。ただし、スーパーボーナス口座のレバレッジは証拠金$30,000または¥3,000,000以上の場合は300:1に規制されてしまうので常に777倍まで上げられる訳ではないので注意してください。
VirtueForexのボーナスキャンペーン
先述した通りですがVirtueForexではスタンダード口座でのボーナスキャンペーンは一切行われていません。スーパーボーナス口座でのみボーナスがあるので口座開設時に注意してください。
現在、スーパーボーナス口座で行われているキャンペーンは入金ボーナスのみです。他のブローカーに比べて豊富なボーナスとは言えませんが以前から改善されてきているので今後も増えていくことは期待できるかもしれません。それでは入金ボーナスについての概要を見ていきましょう。
・ボーナスの上限は1000万円(ただしボーナスの出金は不可)
初回入金額との指定はないため上限1000万円までは毎回入金額に対して100%のボーナスが付与される仕組みになっております。もちろんボーナス額は出金できませんがこのボーナス額は他と比べてもかなり大きいので魅力的なボーナスと言えます。レバレッジも高いですし、リスクは高くなりますが大きなトレードをしたい方には嬉しい内容になっていますね。
・利益損失に関係なく口座資金を出金した場合、ボーナスは消滅する
・ビットコインおよびイーサリアムの換金目的入金を防ぐため入金日から14日間は出金できない
VirtueForexの口座開設方法
口座開設
VirtueForexの口座開設の手順について解説していきます。まずは「ライブ口座開設はこちら」をクリック。
ライブ口座開設申請フォーム(個人)のページへ移動しました。ここで簡単な入力事項があります。
①:メールアドレス
②:名前(英字) (例) TARO (例) YAMADA
③:希望口座種別 → スタンダード口座 or スーパーボーナス口座
④:レバレッジ → 最大レバレッジを1:100~1:500の中から選択
⑤:希望マイページパスワード(半角英数)
⑥:電話番号
⑦:希望口座通貨 → 日本円を選択すればOK
⑧:初回入金予定額 → あくまで予定です。未定も選択可
さらに下へスクロールしていくと複数のチェックポイントがあります。以下の項目に同意することを確認してから全てにチェックを入れましょう。以上で口座開設が完了です。
たったこれだけで口座開設が完了です。ここまでは5分もあれば終わるでしょう。しかし取引を行うには必要書類を提出しなければなりません。
必要提出書類
VitueForexで取引を行うためには本人確認書類・現住所確認書類の2種類を提出する必要があります。それぞれ提出可能な書類に指定があるので以下を確認して事前に用意しておきましょう。
本人確認書類
・パスポート
・マイナンバーカード
現住所確認書類
・金融機関発行の利用明細
・通信会社発行の利用明細
VirtueForex入出金方法
入金手段
入金手数料 | 反映時間 | ||
クレジットカード | VISA | 8% | 24時間 |
MASTER | 8% | 24時間 | |
AmericanExpress | 8% | 24時間 | |
Diners | 8% | 24時間 | |
Discover | 8% | 24時間 | |
銀行送金 | 国内送金 | 4,500円 | 24時間 |
海外送金 | 無料 | 72時間 | |
仮想通貨 | BTC | 無料 | 24時間 |
ETH | 無料 | 24時間 |
VirtueForexへ入金する場合は以上の手段を利用する必要があります。徐々に手段が増えてきており改善が見られますがビットウォレットが使用できない点がデメリットに感じる方も多いのではないでしょうか。
・手数料が安い(出金824円。入金100円)
・口座への反映が早い
・対応している海外ブローカーやクレジットカードが多い
出金手段
出金手数料 | 反映時間 | ||
銀行送金 | 海外送金 | $35.00 | 3営業日 |
出金手段は海外送金のみしかありません。手数料が$35.00(約3,500円)もかかってしまうのでかなり割高になります。ビットウォレットへの出金手数料が無料なブローカーも多く、自身の銀行口座に戻してもビットウォレットの出勤手数料824円だけで済みます。様々な海外ブローカーでFXや仮想通貨取引を行う人にとっては一本化できない不便さを感じるでしょう。
VirtueForexの総評
ここまでVirtueForexの特徴や評判・信頼性・口座開設などについて具体的に見ていきました。総評するとあまりおすすめできるブローカーとは言えません。やはり口コミでの評判の悪さ、FPAやWikiFXでの評価の低さなどが大きな要因になります。海外ブローカーは信託保全がないことが多かったり国内に比べてサポート対応に不便さがあったりするため会社の信頼性・安全性はとても重要になります。特に海外は高いレバレッジを扱える魅力があるだけ資金が大きくなりやすいですが大きくなった状態で出金拒否など最悪なケースも悪徳ブローカーではよくあることなので注意しましょう。
口座開設はこちらから/