FXを始めたけど、トータルで勝てないし売買のタイミングや判断が難しくて大変。など思ったことはありませんか?
裁量トレードは難しすぎて勝てないし、自動でトレードしてくれるツールが欲しい。など考えたことはありませんか?
今回は、FX初心者から上級者、世界中で使われているFX自動売買ツールについてメリット・デメリットやおすすめツールについて徹底解説します!
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目次
FX自動売買とは?
FX自動売買とは、文字通り自動で売買される取引のことを指しています。
システムが自動で取引を行うのでFX自動売買は「システムトレード」や「シストレ」とも呼ばれます。
通常は、取引画面にログインして、売買するためのボタンをクリックしなければなりません。しかし、FX自動売買なら、たとえあなたが朝の8時に寝ていても、毎朝9時にシステムが稼働し自動的に取引が行われます。「毎日、朝の9時にゴールド(XAUUSD)を買う」というような一定のルールがあれば、そのルールをシステム化して自動で注文することができる、これがFX自動売買です。
FX自動売買の取引ルールとは、
・どのような条件・タイミング・価格で買うか 売るか
・どのような条件・タイミング・価格で利益を確定するか 損切りするか
などの取引におけるエントリー(新規注文)とイグジット(決済注文)を決めることを指しています。
FX自動売買は今や世界中で年々取引量が増えており、取引全体の5割以上を占めていると言われています。
また、FX自動売買に対して、手動で(自分で売買のボタンをクリックして)取引することを「裁量取引」、「裁量トレード」と言います。
FX自動売買の専門用語
FX自動売買を知るには、専門用語を理解した方が早いです。FX自動売買の中でも特に重要な専門用語を解説します。
・FX自動売買の専門用語:勝率
・FX自動売買の専門用語:プロフィット・ファクター(PF)
・FX自動売買の専門用語:最大ドローダウン(最大DD)
・FX自動売買の専門用語:レバレッジ
・FX自動売買の専門用語:ロスカット・ゼロカット
・FX自動売買の専門用語:ファンダメンタルズ分析
順番に解説します。
自動売買ロジック(アルゴリズム)
FX自動売買をするときのツール(システム)を指します。証券会社やサイト、人によって呼び方は違いますが、「自動売買システム」や「自動売買プログラム」なども同じ意味です。
また、FX自動売買プログラムを動かす、
・MetaQuotes社が開発したメタトレーダーでは「EA(Expert Advisor、エキスパート・アドバイザー)」
・Tradency社(トレーデンシー社)が開発したミラートレーダーでは「ストラテジー」
と呼びます。
FX自動売買の呼び方は様々ですが、意味は同じなので特に気にしなくて良いです。
勝率
勝率 = 勝ったトレード回数 ÷ トレード回数
FX自動売買のトレード回数の中で、利益が出たトレードが何回あったのかを計算したもので、勝ちトレード数÷総トレード数で計算されます。
例えば「10回のトレードで8回利益が出れば勝率は80%」、「4回の利益が出れば勝率は40%」になります。
しかし、勝率が高い=成績が良い と思われがちですが、実はそうならない場合もあります。
・勝率80%、1回の利益2,000円、1回の損失10,000円:16,000円ー20,000円=マイナス8,000円
・勝率40%、1回の利益6,000円、1回の損失3,000円:24,000円ー18,000円=プラス6,000円
上記は例えになりますが、勝率だけで判断できないことになります。
FX自動売買の初心者の方は、勝率が高いだけのツールには注意しましょう。
プロフィット・ファクター(PF)
プロフィット・ファクター = 総利益 ÷ 総損失
FX自動売買の総利益と総損失の割合を計算もので、数値が大きい程プラス収支であることを示します。
プロフィット・ファクター(Profit Factor=PF)は、総利益÷総損失で計算されます。
プロフィット・ファクターの例
- 総利益が2,000pipsで総損失が1,000pipsなら「PFは2,000÷1,000 = 2.0」
- 総利益が1,000pipsで総損失が1,000pipsなら「PFは1.0」
- 総利益が500pipsで総損失が1,000pipsなら「PFは0.5」
つまり、
・「プロフィットファクター(PF)が、「1.0」より大きいほど収支がプラス」
・「プロフィットファクター(PF)が、「1.0」と同じなら収支はトントン」
・「プロフィットファクター(PF)が、「1.0」より小さければ収支はマイナス」
という形になります。
最大ドローダウン(最大DD)
ドローダウンとは、FX自動売買でトレード中の資金の下落幅のことです。その下落幅が一番大きいものが最大ドローダウンとなります。
正確には「トレード期間中の資産が最大値になった時点から最小値になった時点の差」を指しています。
自動売買アルゴリズムの最大損失がどの程度発生するかを知るための指標として使われることが基本ですが、FX自動売買を行う場合、この最大ドローダウンを参考にして損失を想定し、用意する投資資金を算出することをオススメします。
例えばトレードを6回行い、次のように資産が変化したとします。
最大ドローダウンの例 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
推移 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
資金 | 1,000 | 800 | 1,200 | 1,100 | 1,700 | 1,200 | 1,500 |
増減 | - | ▲200 | +400 | ▲100 | +600 | ▲500 | +300 |
資金がマイナスになった時は、以下です。
(1)→(2) -200 (3)→(4) -100 (5)→(6) -500
このうち最大幅のものは、-500なのでこれが期間中の最大ドローダウンとなります。
FX自動売買では、最大ドローダウンが低いほど優秀なシステムとなります。
レバレッジ
FX自動売買におけるレバレッジとは、担保となる資金(証拠金)の例えば国内であれば最大25倍の金額を取引することができる仕組みのことです。通常の両替などであれば、10万円で10万円分取引しかできません。
しかし、20倍のレバレッジを使えば10万円の20倍、つまり200万円分の取引を行うことができます。担保となる資金の最大25倍の金額を取引することができることが、レバレッジの大きな特徴です。
つまり、高いレバレッジかけることにより、その分得る利益も大きくなり資金効率が良くなります。レバレッジを効かせるということは、大きなリターンが狙える半面、リスクも大きくなりますので、十分な資金管理が求められます。
ロスカット・ゼロカット
FX自動売買では、ロスカットやゼロカットという仕組みがあります。よく混同されがちですが、違いを解説します。
ロスカット
FX自動売買でのロスカットとは、保有しているポジションの損失(含み損)が一定レベルに達したときに、自動的(強制的)に決済する仕組みのことです。
基準以上の損失の拡大や、資金がマイナスになることを防ぐために行われます。
各FX業者は、ロスカットを行う基準というのを公表していて「証拠金維持率」と言います。
有効証拠金(口座残高)÷必要証拠金×100
仮に、FX口座に100円を入金し、その100円を証拠金としてレバレッジ10倍で10ドル(1,000円)分のポジションを取った後、1ドル=99円に為替が変化したとします。
このとき、
- 有効証拠金(口座残高):100円(FX口座に入金した金額)-10円(含み損)=90円
- 必要証拠金:1,000円÷10倍=100円
- 証拠金維持率:90円÷100円×100%=90%
となります。
この証拠金維持率がFX業者の定めた数値を下回ってしまった場合に、ロスカットが行われる仕組みです。
ゼロカット
FX自動売買でのゼロカットシステムは、相場変動時に口座資金ががマイナスになっても、借金をゼロにしてくれるシステムです。
「損失をゼロにリセットする」や「ゼロ以下の損金をカットする」といった意味と理解して頂ければ大丈夫です。
海外FX会社にのみ導入されているので、ゼロカットを決め手に海外FX口座を選んでいる人もいるくらいです。また、海外FX会社は国内と比べてレバレッジも非常に大きいのが特徴です。レバレッジが大きくなればなるほど、証拠金に対する利益や損失の割合は大きくなります。
また、ロスカットのデメリットや注意点はゼロカットシステムで解消されています。
その理由を3つ解説します。
①口座の残高がマイナスにならない
FX自動売買でゼロカットシステムが執行されると口座残高のマイナス分はカットされます。
またどれだけ大きな損失が発生しても口座残高は0円で止まるので、マイナス借金)になることはありません。
追証があると、借金を背負うリスクがあるので積極的な取引ができません。
しかし、ゼロカットシステムがあると借金を心配する必要がないのでハイレバレッジを使って取引を行うことができます。海外FX会社大きなメリットの1つになります。
②追証が発生してもFX業者が負担してくれる
急変動でロスカットが間に合わずに追証が発生してもゼロカットシステムがあればトレーダーは借金を背負う必要はありません。
なぜなら、このマイナス分は口座を開設しているFX業者が負担することになっているからです。
FX業者には負担になりますが、トレーダーに借金を背負わせて取引に再起できないようにするより、継続して取引してもらう方がFX業者にも安定して取引手数料が入ってくるメリットがあります。
国内FX業者では出来ないので、海外FX業者のメリットになります。
③ゼロカットの証拠金維持率の基準が低いFX業者が利用できる
FX自動売買のゼロカットシステムのおかげでトレーダーは借金を背負う心配がありません。
従って、証拠金維持率が低いFX業者を利用して取引を行うことができます。
また証拠金維持率が低い方が大きな含み損に耐えることができるので、ロスカットされる確率も小さくなります。
特にハイレバレッジ&スキャルピングのような取引だと、レートが一瞬飛ぶような場合に証拠金維持率の基準が高いとすぐにロスカットラインに触れてしまって取引が強制終了してしまいます。
このような理由から、証拠金維持率が低いFX業者を選んだ方がいいです。
証拠金維持率の基準が低いと追証になりやすいですが、ゼロカットシステムがあれば借金分はFX業者が補填してくれるので安心して取引できます。
④海外FX業者がゼロカットシステムを対応している理由
FX自動売買のゼロカットシステムに対応しているのは海外FX業者のみで、国内のFX業者は対応していません。
海外では、FX取引によって個人トレーダーが多額の負債を抱えてしまう事態を防ぐべきだと考えられています。
特にヨーロッパを中心に海外ではゼロカットを設定していないとFX業者として営業できないというルールが設けられているほどです。
しかし、そんなトラブルがない限りは安心により取引が活発化し、ユーザーも増えて手数料収益が増すことになり海外FX業者としてもプラスなのです。
ファンダメンタルズ分析
FX自動売買でのファンダメンタルズ分析というのは政治、経済等、為替市場に影響を与えるあらゆる事象を材料に分析を行う分析方法です。
為替市場に影響を与える材料は非常に多く、様々なアプローチ方法がありますが、中でもFXは通貨の取引であるため、その通貨を管理する中央銀行の金融政策(政策金利)を中心に考えるという方法があります。
企業のファンダメンタル分析とは、財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などを分析することである。先物や為替に適用する場合は、経済、金利、製品、賃金、企業経営の全般的な状況に着目する。
この用語は、他の種類の定量的な分析やテクニカル分析などの投資分析と区別するために使用されている。ファンダメンタル分析は過去と現在のデータを用いて行われるが、その目標は業績予想である 。
FX自動売買ではシステムが自動でトレードするので、一見関係ないように思えますがシステム自体を稼働するかしないかを判断する情報として、ファンダメンタルズ分析は非常に重要になっています。
テクニカル分析
FX自動売買でのテクニカル分析とは、過去の価格推移を元にして先の相場変動を予測するため、主に過去の値動きを示すチャートを用いて分析するのが一般的です。
また、価格推移を元にするテクニカル分析には「過去の変動パターンが繰り返される可能性が高い」との考え方が根底にあるため、似たようなパターンを探して未来の相場予測を立てることが主なシナリオになります。
FX自動売買システムには、テクニカル要素が多く含まれいるので優秀なEAほどテクニカル相場には強いことになります。
テクニカル分析(テクニカルぶんせき、英: technical analysis)とは、主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法である。 将来の取引価格の予想を需給、収益性評価およびそれらの背景となる経済情勢分析に基づいて行う手法である「ファンダメンタル分析」と相対する概念である。
判定ルールに多少なりともトレーダー自身の相場観や曖昧な視覚的判断を加味した場合、そのトレード手法はファンダメンタル分析と同じ「裁量トレード」に分類される。
売り買いのルールを厳格化し、相場の分析を高度なテクニカル分析やコンピュータなどを利用して、人間の相場観や曖昧な視覚的判断を除外したトレード手法は「システムトレード」に分類される。
またテクニカル分析とファンダメンタル分析以外のトレード手法には、「アノマリー」を判断材料として利用して、それで売り買いするトレード方法がある。
FX自動売買では、ファンダメンタルズ分析同様にテクニカル分析も重要です。稼働するかしないかの判断材料には必要です。
FX自動売買ツールの種類
FX自動売買と言っても、中には様々な種類があります。ここではFX自動売買の基本的な種類を解説します。
・FX自動売買ツールの種類②:選択型
・FX自動売買ツールの種類③:リピート型
順番に解説していきます。
FX自動売買ツールの種類:①開発型
FX自動売買のツールの種類の中でも、開発型と呼ばれるものは「MT4(メタトレーダー4)」などの取引ツールを総称したものを指します。
また、FX自動売買プログラム「EA(エキスパート・アドバイザー)」をMT4に設定して稼働させる必要があります。EAは、プログラミング言語を使って自分で作成するか、自分で作成できない場合はプログラミング化されたものを購入したりします。MT4への設定も複雑なため、上級者向けのFX自動売買ツールと言えるでしょう。
FX自動売買のツールの中では上級者向けですが、プログラミング言語で自由に自動売買プログラムを変えられるので、融通が利く点は魅力的といえます。
また、最後に紹介しますが私もEAを開発しているので興味があればコミュニティにもご参加ください。
FX自動売買ツールの種類:②選択型
FX自動売買のツールの種類の中でも、選択型と呼ばれるものは自動売買プログラムはあらかじめ内蔵されており、その中から選んで取引開始ボタンをクリックすると、FX自動売買が開始される仕組みです。
FX会社があらかじめ用意したストラテジーの中から、利用したいものを選ぶタイプなので知識や経験はほぼ必要なく簡単で初心者向きのシステムですが、システムの設定を自由に変更することができないという欠点もあります。
ただ、用意されているシステムには、優秀なトレーダー(個人投資家)の売買手法を組み込んでいるものが多くプログラムの力でプロと同じ取引ができるほか、プロの手法を学ぶこともできるのが大きな特徴でもあります。
FX自動売買の選択型に関しても、私は複数種類のEAを開発しているのでその中から選択して稼働することも出来ます。
FX自動売買ツールの種類:③リピート型
FX自動売買のツールの種類の中でも、リピート型と呼ばれるものは「ある通貨ペアを、繰り返し売買する自動売買システムです。たとえば、「ドル円を50銭ごとに1ロット買い、買った価格より50銭上昇したところで売る」というような売買ロジックをひたすら繰り返すだけが、これにあたります。
予め決められたレンジの中で売買を繰り返すタイプなので値幅を設定さえすれば、その後は自動売買を繰り返してくれまのでコツコツと利益を積み重ねていく中長期的な運用に向いています。
従って、シンプルなプログラムで利用しやすく、初めて自動売買にチャレンジする初心者におすすめです。
私が開発しているEAも更に細かいルールの中でリピートして取引するので非常に使いやすいです。
FX自動売買ツールのメリット
では、FX自動売買ツールには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。4つのメリットについて見ていきましょう。
・FX自動売買ツールのメリット②:感情に左右されずに取引ができる(精神面)
・FX自動売買ツールのメリット③:専門的な知識や分析が必要ない(知識面)
・FX自動売買ツールのメリット④:優れたロジックからの安定利益を目指せる(技術面)
順番に解説していきます。
FX自動売買ツールのメリット①:24時間チャンスを逃さない(時間面)
FX自動売買のメリットとして、24時間チャンスを逃さない点が挙げられます。
外国為替市場では、24時間取引がされており、「眠らないマーケット」とも呼ばれています。その中でも特に取引が活発な時間はNY時間(ニューヨーク市場)になり、日本時間で言うと深夜~早朝が最も値動きが活発になります。
FX自動売買では、あなたが寝ている深夜であってもシステムが決められたルールに従って自動で取引をしてくれるので機会損失がありません。
この機会損失を逃さない点がFX自動売買の大きなメリットの1つになります。
FX自動売買ツールのメリット②:感情に左右されずに取引ができる(精神面)
FX自動売買のメリットとして、感情に左右されずに取引ができる点が挙げられます。
FXに限らず投資の世界では、損失が出ることも少なくありません。時には大きな含み損を抱える場面もありえるでしょう。本来は損切りすべきタイミングであっても感情が邪魔をしてしまいます。
また、損失を取り返そうとリスクの高い取引をしてしまうなどの感情のコントロールが必要になります。
その点、FX自動売買ではシステムがルールに沿って自動で取引をするだけなので、感情に左右されることがありません。
従って、FX自動売買の大きなメリットの1つとなります。
FX自動売買ツールのメリット③:専門的な知識や分析が必要ない(知識面)
FX自動売買のメリットとして、専門的な知識や分析が必要ない点が挙げられます。
基本的にFX自動売買はシステムが自動で取引するので、手動(裁量トレード)はしません。
裁量トレードをするには、マーケット情報を分析したり、チャートを分析するなどの高度なテクニックや情報収集能力が求められます。
分析には専門知識が多く必要であり、さらに利益を積み上げるには相当な時間を要します。
ですが、FX自動売買はシステムが自動で取引をするので専門知識を学ぶ必要はありません。
ただし、システム自体を止める止めないを決めるのはあなた自身なので、リスクの高い状況や経済指標の発表が控えている時の判断をするためには、自身でも情報収集する癖をつけた方が良いでしょう。
後で紹介しますが、私のFX自動売買ツールを利用する人には様々な情報配信やサポートも充実しています。
このように、FX自動売買の大きなメリットの1つとなります。
FX自動売買ツールのメリット④:優れたロジックからの安定利益を目指せる(技術面)
FX自動売買のメリットとして、優れたロジックからの安定利益を目指せるという点が挙げられます。
FX初心者が裁量トレードで安定利益を出すには相当な時間と努力が必要です。FX自動売買においても学ぶことは必要ですが、裁量トレードを始めるより圧倒的に開始のハードルが低いです。
FX自動売買ツールの中には非常に優れたロジックから安定利益を目指せるものもあり、ツールだからこその再現性があります。
大事な資金を守るためにもFX自動売買ツール選びが重要です。
・リスクを取って大きな利益を狙うツール
・リスクが少ない安定利益を狙うツール
上記にもメリット・デメリットがあり、1つに資金を集中させずにリスクヘッジすることが重要です。
優秀なツールを見分けるコツとして、バックテストなどの検証結果やフォワードテスト(リアルタイム)のデータがあればなお良いです。
FX自動売買ツールは数えきれないほど存在するので、情報を比較してツールを選びましょう。
FX自動売買の初心者は、目先の利益や数字に惑わされずまずは少額から始めるとよいでしょう。
FX自動売買ツールのデメリット
次に、FX自動売買ツールには具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。3つのデメリットについて見ていきましょう。
・FX自動売買ツールのデメリット②:突発的な相場変動に対応するのが難しい
・FX自動売買ツールのデメリット③:粗悪ツールも多い
順番に解説していきます。
FX自動売買ツールのデメリット①:ツールは万能ではない
FX自動売買のツールのデメリットとして、ツールは万能ではない点が挙げられます。
種類は非常に多く、ロジックも異なるので得意不得意の相場があります。得意相場にはまれば大きな利益になりますが、不得意の相場になれば大きな損失になる可能性もあります。
従って、FX自動売買ツールは何も考えず利用するのではなく自身でもしっかり情報収集や相場状況を確認することが求められます。
私が開発したEAでは、曜日ごとに稼働時間を指定したり相場状況によってエントリーを判断するロジックがあるので、長く使用できます。
FX自動売買ツールのデメリット②:突発的な相場変動に対応するのが難しい
FX自動売買ツールのデメリットとして、突発的な相場変動に対応するのが難しい点が挙げられます。
イレギュラーは相場変動では、通常のロジックでは対応できず大きな損失になる可能性があります。
柔軟に相場変動に対応するには、細かなロジックが決められたEAでなければいけません。
私が開発したEAでは、急変動に対応するロジックが組み込んであるので大きな損失を回避したり、エントリーを制限したり等のリスク回避機能があります。
FX自動売買ツールのデメリット③:粗悪ツールも多い
FX自動売買ツールのデメリットとして、粗悪ツールも多い点が挙げられます。
FX自動売買ツールは非常にメリットが多く便利ですが、使うツールによっては大きな損失を抱えるリスクがあります。ルールに沿って自動で取引するだけなので、粗悪なツールを使わないように自衛する必要があります。
相場は生き物なので、未来の相場は誰に分かりませんので最低でも過去のバックテストを公開しているツールを使用すべきだと思います。
販売されているFX自動売買ツールの中には、意図的に破綻するように設計されているものやバックテスト結果だけを好成績に見せるツールもあります。
従って、FX自動売買ツールを選ぶ際には、年単位のバックテスト・フォワードテストの公開口座があるかを確認しましょう。
FX自動売買はおすすめしない?
では、FX自動売買はおすすめしない?と聞かれると私は「現実的な人にはおすすめする」と答えます。
要するにしっかり中長期での投資と考えてリスク回避や情報収取できる人が使うべきだと考えています。何も考えず利益だけを求めてリスクの高い日や時間に稼働する考えの人には、FX自動売買はおすすめしないです。
・FX自動売買をおすすめしない人②:情報収集をしたくない、チャートを見るのが面倒な人
・FX自動売買をおすすめしない人③:余剰資金でトレードできない人
FX自動売買を始めるには?
FX自動売買を始めるには、準備するものがあります。実際にFX自動売買ツールを動かすまでの具体的な準備などを解説します。
・FX自動売買を始めるために準備するもの②:VPS
・FX自動売買を始めるために準備するもの③:EA
順番に解説していきます。
FX自動売買を始めるために準備するもの①:資金
FX自動売買を始めるには、まずはトレードする資金になります。
基本的には余剰資金でするものなので、生活費や無くなったら困るお金ではトレードしないようにしてください。数カ月使う予定のない貯金やボーナスの一部などを使うことをおすすめします。
FX自動売買以外にも言えますが、一時的に含み損が発生することが多いので許容できる資金で行いましょう。
FX自動売買を始めるために準備するもの②:VPS
FX自動売買を始めるには、ツールを動かく環境としてVPSが必要です。VPSとは簡単に説明するとネット上のパソコンのイメージで大丈夫です。
要するに、1秒1秒が非常に大切なFX自動売買の世界ではネット環境が最も重要になります。もしネット回線が切れてしまうと、FX会社のサーバーと接続できなくなり注文(エントリー、決済などが止まってしまいます。
もし、決済タイミングでFX自動売買が止まってしまうとチャンスを逃すどころか大きな損失につながる恐れがあります。
従って、FX自動売買では絶対にネット回線が切れない環境を準備しなければいけません。VPSはネット上のパソコンのようなものなのでネット回線が切れることはほとんどありませんし、VPSさえ起動していればパソコンをオフにしていても問題ありません。
FX自動売買におすすめのVPSは以下で紹介しています。
FX自動売買を始めるために準備するもの③:EA
FX自動売買を始めるには、EA(ツール)が必須になります。EAは様々な種類があるので、自身で選ばなければいけません。
私が開発したEAにも種類があるので、選択肢の1つとなります。最後に紹介するサポート公式LINEでマニュアルなども配布しています。
FX自動売買を導入する
FX自動売買を導入するには、まずは先述した準備を終わらせましょう。
また、システムをしっかり導入するためには設定などもありますので、マニュアルも含めサポート体制を整えた公式LINEがあります。
公式LINEの中でFX自動売買の導入マニュアルなども完備しているので、初心者でも簡単に準備から稼働まで出来ます。
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FX自動売買とは?メリット・デメリットやおすすめツール紹介まとめ
FX自動売買とは、初心者には難しい裁量トレードの手法をシステム化したものです。
FX自動売買を始めるのはとても簡単ですが、その後が重要です。
・利益を出し続けられるか
・リスクを回避できるか
・中長期でトータル利益をプラスにできるか
など、様々の課題があります。
ここまでにFX自動売買のメリット・デメリットなどを解説してきましたが、あまり難しく考えなくても問題ありません。
まずは興味を持てるかどうか、興味を持ったなら自分でも調べてみる、調べたなら勉強を継続する。
これらが出来るならFX自動売買をスタートすることが出来ます。
是非、これを機にFX自動売買を始めてみましょう。