
exnessは口座タイプが4つあり、それぞれでスプレッド・手数料が異なります。
この記事では、exnessの手数料(スプレッド・スワップや入出金手数料)や口座タイプごとの違い、おすすめの利用方法についてまとめました。
最後まで読めば、exnessは手数料で優れているのか、どの口座タイプが自分に向いているのかわかるので、ぜひ参考にしてください。
目次
exnessの手数料まとめ
exnessの手数料をまとめると、以下のとおりです。
- スプレッド
- スワップ
- 入出金手数料
スプレッド・スワップについては、他社より優れているといえます。
exnessでは、どの方法でも入出金に手数料はかかりません。
ただし、eWalletや仮想通貨の場合はプラットフォーム側で手数料がかかるので注意が必要です。
exnessのスプレッド
exnessのスプレッドについて、以下の内容をまとめました。
- スプレッドとは
- スプレッドは口座タイプによって異なる
- スタンダード口座のスプレッドを比較
スプレッドとは
スプレッドとは通貨の売値・買値の差のことです。
スプレッドは取引における手数料のようなものです。
スプレッドの広さはFX業者によって違うので、どれだけスプレッドの業者を選ぶかで取引にかかるコストが変わってきます。
スプレッドは口座タイプによって異なる
exnessのスプレッドは口座タイプによって異なります。
それぞれの平均スプレッドをまとめると、以下のようになります。
スタンダード | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
手数料 | なし | なし | あり | あり |
USD/JPY | 1.1pips | 0.7pips | 0 | 0 |
EUR/JPY | 1.9pips | 1.2pips | 0.4pips | 0.1pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 1.2pips | 0.5pips | 0 |
AUD/JPY | 1.3pips | 0.8pips | 0.1pips | 0 |
CAD/JPY | 2.6pips | 2.4pips | 0.7pips | 0.3pips |
スタンダード、プロ口座はスプレッドが広めな代わりに、手数料がかかりません。
ロースプレッド口座、ゼロ口座はスプレッドが狭い代わりに手数料がかかるので、取引のやり方によって向き・不向きがあります。
スタンダード口座のスプレッドを比較
exnessのスタンダード口座の平均スプレッドを他社と比較すると、以下のとおりです。
exness | XM Trading | iFOREX | |
USD/JPY | 1.1pips | 1.6pips | 1.8pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 2.3pips | 1.8pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 3.6pips | 5.0pips |
AUD/JPY | 1.3pips | 3.3pips | 2.1pips |
CAD/JPY | 2.6pips | 3.4pips | 2.1pips |
上記はスタンダード口座での比較です。
よりスプレッドの狭いプロ口座、ロースプレッド口座やゼロ口座ならさらに少ないスプレッドでの取引も可能になります。
exnessのスワップポイント
exnessのスワップポイントについて、以下の内容を解説します。
- スワップポイントとは
- exnessのスワップポイント
- exnessは仮想通貨・CFD取引がスワップフリー
スワップポイントとは
スワップポイントは通貨の金利差のことで、日をまたぐごとに受け取れます。
スワップポイントは、マイナスになることもあるので注意です。
「金利の低い通貨」を売って「金利の高い通貨」を買えば、スワップポイントはプラスになります。
しかし、逆に「金利の高い通貨」を売って「金利の低い通貨」を買うと、スワップポイントはマイナスになってしまうのです。
exnessのスワップポイント
exnessと他業者とのスワップポイントを比較すると、以下のとおりです。
exness (買い/売り) | XM Trading (買い/売り) | iFOREX (買い/売り) | |
USD/JPY | -0.045/-0.23 | -2.2/-3.82 | 1.76/-6.31 |
EUR/JPY | -0.32/0.013 | -5.11/-2.01 | -3.7/-1.21 |
GBP/JPY | -0.096/-0.24 | -3.39/-4.99 | -0.59/-4.96 |
AUD/JPY | -0.085/-0.137 | -2.96/-3.86 | 0.87/-3.65 |
CAD/JPY | -0.019/-0.21 | -3.00/-4.40 | -0.41/-2.79 |
exnessの通貨ペアのスワップは、ほとんどマイナスになってしまいます。
なお、exnessでスワップの大きい通貨ペアは以下のとおりです。
- CHF/JPY(買い):0.37pips
- MXNJPY(買い):0.27pips
- ZAR/JPY(買い):0.040pips
exnessは仮想通貨・CFD取引がスワップフリー
exnessの優秀な点は、仮想通貨・CFD取引のスワップがない点です。
他の業者で仮想通貨・CFD取引を行うと、日をまたぐごとにスワップを取られます。
しかし、exnessならスワップを気にせずに取引することができるのです。
exnessの入出金手数料は「無料」
exnessは入出金に関する手数料はかかりません。
exnessの入出金方法についてまとめると、以下のとおりです。
クレジットカード | VISA MasterCard JCB |
eWallet | bitwallet STICPAY WebMoney Perfect Money |
仮想通貨 | BTC(ビットコイン) USDT(テザー) |
どの口座タイプ・入出金方法を選んでも、手数料はかかりません。
なお、exnessの入出金に関しては以下の記事でまとめているので、よければ参考にしてください。
(内部リンク挿入予定)
exnessの口座タイプごとの違いまとめ
exnessには以下の4つの口座タイプがあります。
それぞれの違いをまとめると、以下のとおりです。
スタンダート | プロ | ロースプレッド | ゼロ | ||
スプレッド | ドル円 | 1.1pips | 0.7pips | 0 | 0 |
ユーロ円 | 1.9pips | 1.2pips | 0.4pips | 0.1pips | |
ポンド円 | 2.0pips | 1.2pips | 0.5pips | 0 | |
取引手数料 | なし | なし | あり | あり | |
ロスカット レベル | 0% | 0% | 0% | 0% | |
約定方法 | 成行約定 | 即時約定 | 成行約定 | 成行約定 | |
初回最低入金額 | 1ドル | 1,000ドル | 1,000ドル | 11,000ドル |
なお、exnessでは複数口座の開設が可能なので、後から別タイプの口座を開設することも可能です。
「スタンダード口座」は初心者におすすめ
初心者の人はスタンダード口座がおすすめです。
初回最低入金額が低く、他の口座だと1,000ドル(約10万円相当)の入金が必要ですが、スタンダード口座なら100円という少額から入金できます。
スプレッドはもっとも広いですが、取引手数料がかからないので初心者にも使いやすいでしょう。
これからexnessで取引を始める人は、まずスタンダード口座から開設するのがおすすめです。
「プロ口座」はスキャルピングに最適
スキャルピングメインの方におすすめなのがプロ口座です。
4つの口座タイプの中で唯一「即時約定」を採用しているため、約定スピードが早くなっています。
さらに、スタンダード口座よりもスプレッドが狭いのも魅力です。
最初からスキャルピングをやると決めている人は、迷いなくプロ口座を選ぶと良いでしょう。
「ロースプレッド口座は」手数料を抑えられる
通貨によってはロースプレッド口座がもっともハイコスパになります。
ロースプレッド口座はほとんどの通貨ペアのスプレッドがゼロに近く、コストを抑えた取引が可能です。
手数料を計算して取引する必要があるため、上級者向けの口座だといえるでしょう。
しかし、取引する通貨ペアによってはロースプレッド口座がもっとも適していることもあります。
「ゼロ口座」は税金面で有利になる
大口取引で税金対策がしたいという人は、ゼロ口座をおすすめします。
ゼロ口座はロースプレッド口座と同じくほとんどスプレッドがありませんが、その代わりに通貨ペアによって異なる手数料がかかるため、把握が大変です。
スプレッドは手数料として経費計上できません。
しかし、取引手数料なら「支払い手数料」という勘定科目で経費計上できるため、FXで大きな利益を上げている人には非常に大きなアドバンテージになるのです。
exnessの手数料の注意点
exnessの手数料についての注意点は、以下のとおりです。
- 口座タイプによっては手数料がかかる
- eWalletや仮想通貨は手数料がかかる
exnessでは口座タイプによって手数料がかかるので注意しましょう。
スタンダード口座、プロ口座では手数料がかかりませんが、ロースプレッド口座とゼロ口座はスプレッドが狭い代わりに手数料がかかります。
また、入出金の際はexness以外の手数料に注意が必要です。
exness側の入出金手数料は完全無料ですが、eWalletなどではプラットフォーム側で入出金に手数料がかかります。
入出金方法 | 手数料 | |
入金 | 国内銀行振込 | 無料 |
カード入金 | 入金額の4〜5% | |
Apple Pay | 入金額の5% | |
出金 | 日本円出金 | 777円 |
米ドル出金 | 40ドル+1% | |
ユーロ出金 | 40ユーロ+1% |
決して小さい手数料ではないので注意です。
bitwalletの利用方法・登録方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
exnessの手数料まとめ
exnessの手数料をまとめると、以下のとおりです。
- スプレッド
- スワップ
- 入出金手数料
スプレッドに関しては、exnessは他業者よりも一回り狭いため優秀です。
スワップポイントは為替通貨ペアに関してはプラスになるケースが少なく、スワップを目的とした長期保有には向いていないといえるでしょう。
入出金手数料はexness側ではまったくかからないので、プラットフォーム側(bitwallet等)の送金手数料にだけ気をつければ大丈夫です。
exnessは手数料面で見ても優秀なFX業者だといえます。
FX業者選びは取引条件を重視したいと考えている人は、ぜひexnessで口座開設して取引を始めてみてください。
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