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目次
VPS|仮装専用サーバーとは?
それではまず最初にVPSとは何かを解説したいと思います。
VPSの定義としては以下の通りです。
一台の物理的なサーバコンピュータ上で仮想的なサーバコンピュータを何台も起動する技術(仮想機械; Virtual Machine)によってつくられた仮想的なサーバコンピュータである。
VPSは、ホスティングサーバ(レンタルサーバ)事業者のサービスの一つとしても提供されている。これらのサービスは、上記の技術を用いることで、管理者権限が付与される自由度の高い専用サーバを、従来的な専用サーバよりも大幅に安い価格で契約者に提供することを可能にしている。VPS(仮想専用サーバ)は、物理的なサーバを一台占有する「専用サーバ」に比べて処理能力は劣るものの、構成の自由度は専用サーバとほぼ変わらない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 バーチャル・プライベート・サーバ
https://ja.wikipedia.org/wiki/バーチャル・プライベート・サーバ
(最終更新 2020年10月7日 (水) 08:21)
この定義を簡単に説明すると、VPSは自分の代わりにパソコンを起動してくれて、そのパソコンで起動しているサーバー上でFXができるというサービスです。
VPSが何かが分かっていも、いまいち必要性は伝わってないと思うので次はVPSが必要な理由を解説したいと思います。
VPSが必要な理由
VPSが何なのかが分かっていも、その必要性はわかりません。それは当然のことで、普通に裁量トレードをするのであれば、自分のパソコンで自分がトレードをするときだけパソコンが使えればいいからです。
ですが、自動売買が入ってくると話は変わります。
自動売買がわからない方まず下記の記事で自動売買が何かを知ってからこの記事を読むようにしてください。
また、自動売買はMT4上で動作することになるので、MT4をまだダウンロードしていない方は下記の記事で概要から導入方法までを解説しているので参考にしてみてください。
ここでは自動売買がわかるという前提で解説していきます。
自動売買をするとき、24時間フルでEAは稼働することになります。となると24時間のうち1秒もパソコンの電源を切ることはできません。
なぜなら、EAが不用意な取引をしてしまう可能性があるからです。
例えば、EAが買いでポジションを取ったとします。そこでパソコンの電源を切ったらつけるまでEAはずっと買いのポジションを取ったままです。
売りに入る処理途中で切っていたのなら、起動した瞬間に相場に関係なく売ってしまう可能性もあります。
そうなると結末はもうわかりますよね。
なので、自動売買の中でもEAの導入を考えている方はVPSが必須ということになります。
【Gemforex・VPS】の特徴
VPSはさまざまな業者で契約することができます。
有料だったり無料だったりざまざまです。ですが、今回皆さんにご紹介したいのはGemforexが提供している無料の(仮装専用サーバー)VPSです。
ここではGemforexのVPSのスペックやGemforexで契約するメリットと注意点も併せて紹介していきますので、一個も見逃さず学んでいってください。
VPSで借りられるパソコンのスペック
まず、スペックなんですが、Gemforexで貸し出してくれているパソコンスペックは以下の通りです。
OS | Windows2012 |
CPU | Core 2.4GHz |
メモリ | 1GB |
MT4インストール可能数 | 1つ |
自分のパソコンを買うときにこのようなスペックのものを買うと流石に何も動かなくて困ると思うのですが、MT4専用にということであれば全く問題はありません。
なんせ、VPSを運営しているのはその道のプロですので、そこまで心配をする必要はありません。
VPSを使うメリット
次はVPSを使うメリットを紹介していきます。
今回ご紹介するメリットは以下の5つです。
- EAを24時間安定して起動できる
- 約定スピードが上がる
- スキャルピングの精度が上がる
- 停電によるPC停止のリスク回避
- 無料VPS貸出制度がある
それでは順番に解説していきます。
EAを24時間安定して起動できる
まず一つ目は、「VPSが必要な理由」でも解説した、EAが安定して起動できるところです。
基本的にはEAは何ヶ月か起動し続けて、良し悪しの判断ができるのですが、それが途切れ途切れでの稼働であったり、短期間の稼働となると正確な検証結果が得られません。
安定したEAを最初から当てれるとは限らないので、もし安定したEAを見つけたいのであれば、ちゃんと分析を行なっていかなければなりません。
そして、分析を行うときに必要になるのがVPSです。
約定スピードが上がる
約定とは取引が成立することを意味するのですが、VPSを使ってのEA運用であれば、約定スピードは格段に速くなります。
その理由はVPSのパソコンに搭載されている機能がFXに特化した機能だからです。
私たちが使っているパソコンの多くはHDDを採用していて、HDDには大きな容量があるという利点があるのですが、VPSにはSDDというのが装備されています。
SDDとは(Solid State Drive)の略なのですが、SDDはHDDよりも容量は小さいものの処理スピードは格段に速いです。
なので、1秒を争うような取引でも結果を出したいのであればSDDが搭載されたパソコンが必要ということになります。
家庭用のパソコンでもSDDが搭載されているものも最近では多く売られようにはなったのですが、やはりこの後解説する、停電リスクからは逃れられないので、ぜひ併せてお読みください。
停電によるPC停止のリスク回避
EAは24時間稼働させなければならないというのは先ほど解説いたしました。
では仮に自分は24時間パソコンを起動するからVPSは契約しなかったとします。起きている間はまだいいのですが、寝ている間に停電が起きた場合はどうでしょう。
電源をつけるだけであれば、いいのですがMT4上で常にEAを稼働させなくてはなりません。
EAはプログラミングで動いているのですが、プログラミングをやったことのある人であればわかる通り、プログラミングはパソコンの電源をめちゃくちゃ食います。
そうなると、寝てる間なんかに停電が起きてしまえば、起きたときにはバッテリーが切れている可能性はとても高いです。
VPSを契約すれば24時間プロが監視していますし、停電などを考慮した対策も取ってくれています。
スキャルピングの精度が上がる
FXにはさまざまな取引手法があるのですが、その一つにスキャルピングというのがあります。
スキャルピングが何かわからないという方は下記の記事でも解説しているので、ご覧ください。
簡単に解説するとスキャルピングとは数秒〜数分で取引を行う、取引スタイルです。
スキャルピングを行う場合は一瞬の遅れが差を生んでしまうので、スキャピングをするときにもVPSはとても便利です。
無料VPS貸出制度がある
次にGemforex特有のメリットなんですが、GemforexではVPSを無料で貸し出してくれます。
これはかなり太っ腹なサービスなのですが、なぜ有料で貸し出しをしている業者がいる中、Gemforexは無料で貸してくれるのでしょう。
GemforexのEAは無料になるために、達成しないといけない条件があって、人によってはおすすめできない可能性もあるので、ぜひ次に紹介する注意点も合わせてお読みください。
VPSを使う上で知っといた方がいい注意点
次は注意点をご紹介します。他の記事でも話しているのですが、メリットばかりに目がいっては損をすること間違い無いので、デメリットも把握した上で判断をする癖をつけましょう。
今回紹介するデメリットは確実に把握して欲しいので、必ず読むようにしてください。
無料で使うには一定の額を入金していないといけない
GemforexのVPSサーバーは確かに無料で使うことができます。
ですが、注意して欲しいのは使うための条件です。
Gemforexの無料VPS制度はGemforex口座に50万円以上入金した方にのみ適用される権利です。
50万円は結構な額ですので、そんな簡単に入金できるものではありません。また、その50万円は完全に自分で入金した額だけがカウントされるので、ボーナスなどによる口座の資金は含まれません。
有料で月々3000円ほどで借りられる、VPSがある中、無料で使うためだけに、50万円も入金することはお勧めできません。
もし、すでに口座に50万円以上お金が入っているのであれば、無料のVPSを使えばいいとは思うのですが、わざわざ50万円入金をするのは合理的ではありません。
もし、有料で利用する場合は月々28ドルです。
ちなみに、50万円というのは自分が持っている口座全ての合計資金を意味しますので、ご注意ください。
また、50万円を持っていても、毎月6日に資金計算をされるタイミングで50万円を下回っていると28ドルが口座から引き落とされるのでご注意ください。
【Gemforex・VPS】導入方法
ここでは実際にGemforexのVPSを契約する方法を説明いたします。
この方法は50万円入金できていて、無料で使う人も、できていなくて、有料で月々28ドルで使う人も共通しているので、GemforexのVPSの導入を考えている方はぜひ参考にしてください。
- VPSを契約する
まず最初にGemforexマイページにて、GemforexのVPSの申し込みを行ってください。
申し込みが完了し、マイページにログインすると、初めのページにVPSを申し込み済の表示が出ます。※50万円の入金が条件達成できていれば、「無料申し込み」と表示されます。 - リモートデスクトップにアクセス
「申し込み」のボタンをクリックすると、自分のメールアドレス宛にVPSの利用方法が書かれたメールが届きます。メールが届いたら指示通りにリモートデスクトップにアクセスをします。 - アカウントを使って接続
アクセスできたらリモートデスクトップ上でMT4を運用すれば完了です。
まとめ
今回は自動売買の一つである、EAを利用するにあたって必須のVPS(仮装専用サーバー)について解説していきました。
GemforexのVPSは無料であることが最大の魅力に見えてしまいがちですが、50万円という金額が程遠いという方は有料契約をして、月々28ドル支払ってまた資金が溜まってきたら無料で利用するいう選択肢ももちろんできます。
とにかく無理をして50万円入金ていうのは一番ダメなので、自分のキャパに合わせて利用するようにしましょう。
もしすでにGemforexで資金を運用しているという方はVPSも合わせてGemforexで契約するとサポートの相性で困ることとかも無くなるのでぜひ一度検討してみてください。
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