相場の状況に応じて柔軟な対応をすることができるというメリットがあります。 ただし、トレーダーの判断で売買判断を行うため、感情が入りやすいというデメリットもあります。裁量トレードを行う際は、この感情に振り回されないように注意する必要があります。ONDAラボ https://www.oanda.jp/lab-education/dictionary/sairyo_trade/(記事閲覧日 2021/05/18 )
FX取引において、システムトレードとは、売買の判断をシステム的(機械的)に行うトレード方法をいい、トレーダーが売買の判断を行う、裁量トレードと対になるトレード方法です。
売買の条件を定め、システムに従った売買を行うのでFX初心者の方が陥りやすい、感情に振り回されてしまうというリスクを軽減することができます。
FX取引におけるシステムトレードの実行方法としては、手動で売買を実行する方法に加えて、MT4などの取引プラットフォームで自動売買のプログラムを稼働させ、自動でトレードする方法があります。
基本的には「システムトレード」は、「自動売買」とは異なる意味で使われますが、一般的には「システムトレード」=「自動売買」という意味で使われる場合もあるため、その場の状況でどちらの意味で使っているかを判断する必要があります。
ONDAラボ https://www.oanda.jp/lab-education/dictionary/system_trade/(記事閲覧日 2021/05/18 )
なお、ソーシャルトレードを今すぐしたいという方はポケトレというサービスがオススメなので、下記から公式ホームページにて口座開設をするとともにいち早くソーシャルトレードを始められます!
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目次
ソーシャルトレードとは
ソーシャルトレードの定義は以下の通りです。
ソーシャルトレードは、様々な人の情報や知恵、システムを参考に取引を行う運用手法をいいます。これは、欧米を中心に人気が広がっている投資手法で、従来の自分一人で情報を得て判断して取引を行う手法とは異なり、投資関連のSNSサイト(集合知)を活用したり、勝率の高い優秀なトレーダーに追随したり(真似したり)するなど、売買判断を他人にゆだねるのが大きな特色となっています。
金融情報サイト iFinance ソーシャルトレード
https://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv241.html (記事閲覧日 2021/05/18 )
これを噛み砕いて説明すると、ソーシャルトレードとは要するに、誰かのトレードの仕方を丸々コピーしてトレードしましょうということです。
コピーしてトレードを行うという点からもソーシャルトレードは「コピートレード」とも呼ばれたりしています。
そんなソーシャルトレードなんですが、トレードできる業者はさまざまです。その中でもアドリエットはポケトレという簡単にスマホからでもソーシャルトレードができるサービスを推奨しています。
もしポケトレが何かわからない方や、使い方を知ってみたいという方がいれば、ぜひ下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ソーシャルトレード注意点
ここではソーシャルトレードをやる前に最低限知って欲しい注意点について解説します。
ソーシャルトレードは比較的参入コストがないことが裏目に出て、初心者の方が見逃しやすい注意点もありますので、最低限これだけは知ってからトレードを行うようにしましょう。
利用手数料がかかる
まず一つ目にみなさんに注意して欲しいのはソーシャルトレードは手数料が発生するものだということです。
ソーシャルトレードはプロのトレーダーの取引を丸ごとコピーできるものですから、タダでできるものではありません。
なので、ソーシャルトレードを行う際は自分の業者の手数料を把握してからトレードを行うようにしましょう。
トレード能力の停滞
2つ目の注意点を割と多くの方が軽くみているのではないかと思います。
トレード能力の停滞なんですが、停滞とは言っても、必ず停滞するわけではありません。
ここで、トレード能力が着くのかつかないのかを左右しているのはソーシャルトレードでただコピーして終わりにするか、コピーした取引から学ぼうとするのかという点です。
もしあなたがこれから、ソーシャルトレードをしたいと思うなら、ただトレードしてもらって終わりにするのではなく、自身のトレード能力も上がるように、プロのトレーダーの取引ポイントを学ぶようにしましょう。
ソーシャルトレードストラテジーの決め方
ソーシャルトレードは自分ではなく熟練トレーダーの取引を丸ごとコピーすることになるので、基本的には待てば結果が出ます。ですが、適当にトレーダーを選ぶわけにもいきません。
トレーダーを選んでいるのはあくまでも自分なので、ここでトレーダーを選ぶ際のポイントをしっかり理解して、安定したトレーダーを選べるようにしましょう。
獲得フォロワー数
ソーシャルトレードを提供している海外FX業者でも、ポケトレでもフォローするトレーダーを選ぶときトレーダーのフォロワー数を確認することができます。
フォロワー数というのはやはり多い方が良いです。多くの方が利用しているトレーダーであれば、利益を安定して出しているトレーダーである可能性も高いです。
なので、トレーダーを選ぶ際はまずはフォロワー数が何人いるのかを確認してから選ぶようにしましょう。
ドローダウン
次に参考にして欲しいポイントはドローダウン率です。ドローダウンというのは、そのトレードの中で資産が一番大きかった時から一番小さかったときの差です。
- 最低資産が30万円になればドローダウンは70%
- 最低資産が50万円になればドローダウンは50%
- 最低資産が80万円になればドローダウンは20%
このドローダウンの値が小さければ小さいほど損をしていないという意味ではあるのですが、ドローダウンが低ければいいというわけではありません。
基本的にはリスクとリターンは相関関係にあるので、リスクが大きい分だけ大きなリターンが得られる可能性も同じくらい大きいです。
そこでバランスを取るのがFXなのですが、初心者のうちはあまり背伸びをせず、ドローダウンが20%~30%のトレーダーをフォローするのが望ましいです。
取引期間
次は取引期間についてです。トレーダーを選ぶ際はそのトレーダーが挙げている利益を確認することができるのですが、FXでは短期的な利益を鵜呑みにしてしまうと、痛い目に遭う可能性はかなり高いです。
極論を言ってしまえば、最大レバレッジでたまたま出た利益を決済すればそれだけで、桁外れな利益を上げていることになります。
なので、トレーダーを選ぶ際は運要素を除いた分析ができるために、ある程度長い期間取引をしているトレーダーの中から選ぶようにしましょう。
また、ドローダウンのポイントでも解説しているのですが、長い間取引を行っているトレーダーの方がドローダウン率が正確と言えるので、そのためにも最低でも3ヶ月は取引をしているトレーダーから選ぶようにしましょう。
取引スタイルの相性
最後に知っといて欲しいポイントが取引スタイルの相性です。
ソーシャルトレードだからこそのポイントになるのですが、ソーシャルトレードを行う場合、自分の選択したトレーダーの取引が自分の口座に反映されるまでに少しだけタイムラグが生じてしまいます。
取引スタイルには主に下記の4つがあります。
- スキャルピング...数秒〜数分で取引を行う
- デイトレード...数分〜1日で取引を行う
- スイングトレード...2日〜5日で取引を行う
- ポジショントレード...1週間以上で取引を行う
この中でもスキャルピングだけ注意して欲しいのですが、数秒で取引を行ってしまうと、タイムラグによって取引で期待できる利益が得られない可能性が出てきてしまうため、スキャルピングはソーシャルトレードとあまり相性が良くないと言えます。
なので、基本的には他の3つから取引スタイルを選ぶようにしましょう。
国内FX業者でソーシャルトレードがあまりできない理由
ソーシャルトレードといえば、ポケトレや海外FX業者というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
そのイメージは正しくて、実際問題ソーシャルトレードは国内FX業者ではあまり、普及していません。
その理由として考えられる説をここでは2つ解説したいと思います。
投資助言業|手続きの多さ
まず一つ考えられる理由としては、ソーシャルトレードの仕組みによるものです。
ソーシャルトレードは、トレーダーが自分の取引を他の人が利用できるように配信する代わりに、手数料として報酬をいただくというビジネスです。
なので、配信しているトレーダーの取引は商品ということになります。さらにそれは、FXでのアドバイスを商品として扱っているものなので、ソーシャルトレードで取引を配信する場合、投資助言業という資格が必須になります。
投資助言業の定義は以下の通りです。
投資助言業は、お客様との間で締結した投資顧問(助言)契約に基づいて、有価証券など金融商品への投資判断について、お客様に助言を行う業です。
マネーブレイン株式会社 投資助言業の仕組み
https://moneybrain.co.jp/investment-advisory/ (記事閲覧日 2021/05/18 )
海外であればそのような制度はないため、ソーシャルトレードを提供している業者の多くが海外に拠点を置いていると考えられます。
許されるレバレッジの壁
2つ目の理由は国内FX業者でかけれるレバレッジが海外と比べて大変少ないからです。
ソーシャルトレードは自分が全く知らない人に自分の大切なお金を操作されるわけですから、最初から多額のお金を入れる人はそう多くありません。
そこでネックになってくるのが、国内FX業者が許す最大レバレッジが25倍であることです。
例えば海外FX業者の一つGemforexであればレバレッジは国内業者の40倍です。
これのなにが問題なのかというと、単純に同じ100万円の注文をするのに国内では海外の40倍証拠金が必要になると言うことです。
仮に、1ドル=100円だとします。
そこで10万通貨注文しようと思うと、「100円 X 10万 = 1000万円」必要になります。
海外であればレバレッジが1000倍のところもあるので、証拠金は1万円で済みます。
一方、国内業者の場合レバレッジが最大25倍なので、証拠金はその40倍の40万円に跳ね上がります。
お小遣いレベルから急に社会人の平均月収超えてますよ。
レバレッジ1000倍と言うのはリスクがあまりにも高いので、流石にやったらまずいんですが、得体の知らないトレーダーにいきなり40万円も気楽にかけれる人は大富豪だけです。
このことから国内FX業者でソーシャルトレードは発展していません。
まとめ
今回は初心者にオススメしたいソーシャルトレードについて解説させていただきました。
FXを始めてすぐに裁量トレードというのは確かにできたらいいのですが、やっぱりそうはいきません。なので、初心者のうちはプロのトレーダーの取引を見て学ぶのが最も効率がいいです。
この記事を読んだあなたは最低限のソーシャルトレードを使う上で必要になる基礎知識を身につけた状態ですので、下記のボタンから、ポケトレのホームページにて口座開設とソーシャルトレードの導入を済ませて、早速ソーシャルトレードの素晴らしさを体感してください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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