最近は海外FXの選択肢も増えており、手数料面でどこが優れているかわかりづらいと思います。
そこで今回は、Axioryの手数料を他社と比較しつつまとめてみました。
最後まで読めば、Axioryが手数料で優れているかどうかわかるのでぜひ参考にしてください。
なお、Axioryの概要に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
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目次
Axioryの手数料まとめ
Axioryで取引するにあたり、手数料となるのは以下の3つです。
- スプレッド・取引手数料
- スワップポイント
- 入出金手数料
FX取引において最も重要なのはスプレッド・取引手数料です。
この2つは取引するたびにかかるので、頻繁に取引する人は気にしておくべき項目だといえるでしょう。
まずはそれぞれの手数料について、詳しく解説します。
Axioryのスプレッドを他者と徹底比較
Axioryのスプレッドについて、以下の内容をまとめました。
- そもそもスプレッドとは何なのか
- 他社と比較したAxioryのスプレッド
- Axioryのナノスプレッド口座について
スプレッドとは
スプレッドは通貨ペアの売値・買値の差のことです。
実際の取引画面では「買値」と「売値」が表示されますが、この2つはまったく同じ価格ではなく、差があります。
ほとんどのFX業者では取引手数料がかかりません。
そのため、スプレッドが実質的な手数料になっていて、大きさは業者によってさまざまです。
スタンダード口座のスプレッドを比較
Axioryのスプレッドと他の海外FX業者のスプレッドを比較すると、次のとおりです。
Axiory | XM Trading | iFOREX | |
USD/JPY | 1.4pips | 1.6pips | 1.8pips |
EUR/JPY | 1.7pips | 2.3pips | 1.8pips |
GBP/JPY | 2.2pips | 3.6pips | 5.0pips |
主要通貨だけでみると、Axioryのスプレッドは他社よりも一回り狭いです。
特に、細かい取引を短時間で繰り返すスキャルピングでは、このスプレッドの差が活かされます。
ナノスプレッド口座はスプレッドがほぼゼロ
Axioryには「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」の2種類があります。
この2つの口座の違いは次のとおりです。
スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | |
取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
スプレッド | ふつう | 極小 |
取引手数料 | なし | あり |
取引ツール | MT4/MT5/ctrader | MT4/ctrader |
まず大きな違いは取引方式です。
スタンダード口座(STP方式)はインターバンクのレートに業者が利益分のスプレッドを乗せて提供しています。
ナノスタンダード口座(ECN方式)では、スプレッドに業者の利益を乗せずそのままユーザーが直接やりとりを行うのです。
ナノスタンダート口座では、スプレッドの代わりに手数料が引かれます。
しかし、手数料は価格にして0.6pips相当とスタンダード口座のスプレッドよりも安いため、さらに手数料を抑えた取引が可能です。
Axioryのスワップポイント
スプレッドの次はスワップポイントについて解説します。
内容についてまとめると、以下のとおりです。
- スワップポイントとは
- Axioryのスワップポイント
- スワップポイントの付与されるタイミング
スワップポイントとは
スワップポイントとは、通貨同士の金利差のことです。
FX取引では「金利の安い通貨」を売って「金利の高い通貨」を買うと、通貨同士の金利差を受け取ることができます。
スワップポイントは、マイナスになることもあるので注意が必要です。
例えば、先ほどとは逆に「金利の高い通貨」を売って「金利の安い通貨」を買うと、ポジションを持っているだけでスワップが差し引かれてしまいます。
Axioryのスワップポイント
Axioryと他業者の主要通貨のスワップポイントを比較すると、以下のとおりです。
Axiory (買い/売り) | XM Trading (買い/売り) | iFOREX (買い/売り) | |
USD/JPY | -4.06/-2.08 | -2.2/-3.82 | 1.76/-6.31 |
EUR/JPY | 0.02/-5.12 | -5.11/-2.01 | -3.7/-1.21 |
GBP/JPY | -5.75/-3.43 | -3.39/-4.99 | -0.59/-4.96 |
AUD/JPY | -2.01/-1.21 | -2.96/-3.86 | 0.87/-3.65 |
CAD/JPY | -3.45/-1.07 | -3.00/-4.40 | -0.41/-2.79 |
Axioryのスワップポイントに関しては、他社と比べてそこまで強くありません。
むしろ、プラススワップになる通貨ペアが少ないぶん、やや取引がやりづらいといえるでしょう。
通貨ペア | スワップポイント | |
1位 | EUR/RUB(ロング) | 970.84 |
2位 | USD/RUB(ロング) | 643.333 |
3位 | EUR/TRY(ロング) | 493.19 |
4位 | USD/TRY(ロング) | 409.28 |
5位 | EUR/MXN(ロング) | 228.75 |
スワップポイントの多い新興国通貨は、ボラティリティ(値動きの幅)も大きいので十分注意して取引しましょう。
スワップポイントの付与されるタイミング
Axioryのスワップポイントが付与されるタイミングは、次のとおりです。
スワップ付与タイミング | |
標準時間 | 平日の午前7時 |
サマータイム | 平日の午前6時 |
なお、表の「サマータイム」とは具体的には3月〜11月の時期です。
夏は日の出が早いため、「時計を1時間早く進めて日中を有効活用しよう」という目的で設定されています。
Axioryは2万円以上なら入出金手数料が無料
Axioryの入出金方法は、下記の6種類です。
- 国内銀行送金(Curfex経由)
- 海外銀行送金
- クレジットカード
- STICPAY
- bitpay
- VLoad
Axioryは口座タイプ・入出金方法に関わらず、2万円以上だと手数料が無料になります。
入出金手数料についてまとめると、以下のとおりです。
2万円以下 | 2万円以上 | |
入金手数料 | 国際銀行送金:1,500円 それ以外:1,000円 | 無料 |
出金手数料 | 国際銀行送金:1,500円 それ以外:1,000円 | 無料 |
実際には国際銀行送金の際は、銀行側で手数料がかかります。
また、STICPAYやVLoad、Bitpayではプラットフォーム側から自分の口座に資金を移動する際、別途手数料がかかるので注意しましょう。
Axioryの入出金方法や注意点に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
Axioryの手数料の注意点
Axioryの手数料に関して、注意したいポイントは以下の5つです。
- スプレッドは時間帯で変化する
- ナノスプレッド口座のみ手数料がかかる
- スワップポイントの発生日に注意
- スワップポイントが3倍になる日がある
- 入出金には別途手数料がかかる場合もある
手数料に関する注意点について、順番に見ていきましょう。
(1)スプレッドは時間帯で変化する
Axioryの手数料の注意点1つ目は、スプレッドの変化です。
これはどのFX業者にでもいえることですが、スプレッドは時間帯によって変化します。
特に、取引の多くなる時間帯はスプレッドが広がりやすくなるので注意が必要です。
表記されているスプレッドはあくまで「平均」なので、変化することもあります。
(2)ナノスプレッド口座のみ手数料がかかる
Axioryの手数料の注意点2つ目は、ナノスプレッド口座の手数料です。
スタンダード口座に手数料はありませんが、ナノスプレッド口座を利用する場合、スプレッドが狭い代わりに取引手数料がかかります。
ナノスプレッド口座を利用する場合は、取引手数料を加味してトレードを行うことをおすすめします。
(3)スワップポイントの発生日に注意
Axioryの手数料の注意点3つ目は、スワップポイントの発生タイミングです。
取引している通貨ペアによっては、大きなマイナススワップが発生することもあります。
あまりにマイナススワップが大きいと、長期保有に不利です。
Axioryに限ったことではありませんが、自分の取引している商品のスワップを確認しておくことも大切だといえます。
(4)スワップポイントが3倍になる日がある
Axioryの手数料の注意点4つ目は、スワップポイント3倍デーの存在です。
為替取引などは土日は市場がストップします。
しかし、その間のスワップポイントがなかったことになるわけではなく、土日分のスワップは水曜日にまとめて付与される仕組みになっているのです。
特にマイナススワップの商品を取引する場合は、水曜日のスワップには注意する必要があります。
(5)入出金には別途手数料がかかる場合もある
Axioryの手数料の注意点5つ目は、入出金手数料に関してです。
Axioryでは2万円以上の入出金に関しては、手数料がかかりません。
しかし、Axiory側の手数料がゼロになったとしても、プラットフォーム側で別途手数料がかかる場合もあるので注意しましょう。
Axiory側の手数料だけでなく、入出金に使うプラットフォーム側の手数料にも注意しましょう。
入出金手数料に関しては、こちらの記事をご覧ください。
Axioryの手数料まとめ
Axioryには次の3つの手数料があります。
- スプレッド・取引手数料
- スワップポイント
- 入出金手数料
Axioryの手数料面での強みは、スプレッドが狭めなこと、2万円以上の入出金手数料がゼロになることが挙げられます。
特に、スキャルピングがメインの人に適しているといえるでしょう。
スプレッドや約定力の早さを重視する人は、Axioryで口座開設して優れたトレード環境で取引してみてはいかがでしょうか?
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