
目次
FTX(エフティーエックス)の概要
会社名 | FTX Trading Ltd. |
---|---|
所在地 | アンティグア・バーブーダ |
設立 | 2017年 |
金融ライセンス | 不明 |
日本語サポート | △ |
サポート内容 | メール |
メールアドレス | contact@ftx.com |
FTXはユニークな金融商品を上場させたり、独自のデリバティブ商品を販売する新興のブローカーです。
特に独自トークン「FTT」やレバレッジトークンなどを取り扱っていることが最大の特徴と言えます。
新興ブローカーであるため日本語サポートや信頼性にやや不安はありますが、バイナンスと戦略的パートナーシップを結んだことで注目が集まっています。
FTXをおすすめしたい人
- 手軽にレバレッジ取引をしたい人
- インデックス商品などで簡単に仮想通貨の分散投資をしたい人
FTX(エフティーエックス)の信頼性・安全性
まずは、仮想通貨取引所を選ぶ上で重要な信頼性・安全性についてみていきましょう。
金融ライセンスについては不明
FTXについてですが、公式HPなどを確認しても仮想通貨に関する金融ライセンスや協会への加入に関する情報はありませんでした。
新興の仮想通貨取引所ということもあり、金融ライセンスや協会への加入は今後の課題となっているのでしょう。
ただし、FTXではセキュリティポリシーを日本語を含む様々な言語で公開しています。
安全性を保とうとする姿勢が表れているので、金融ライセンスの取得などが近く行われるのかもしれません。
レバレッジトークンをBlockchain Consiliumが監査
FTXでは、独自の強みであるレバレッジトークンを安全に運用するために、「Blockchain Consilium」に監査を依頼しています。
「Blockchain Consilium」はスマートコントラクトの監査に特化したサービスを提供しており、その道のプロフェッショナルと言えます。
「Blockchain Consilium」では「設計パターン」「静的解析」「手動解析」「ネットワーク動作」などの分析しています。
この際にコードを丁寧に解析するだけはなく、実際に当事者に質問するなどして問題がないか調べています。
問題を発見した場合には、詳細なフィードバックをおこない、修正を行うことでより安全な環境を構築しています。
FTX(エフティーエックス)の評判・口コミ
次に、FTXの実際の評判を見ていきましょう。
取扱銘柄数に関する評判
FTXっていつのまにこんな銘柄増えたの
— アオムー@仮想通貨情報 (@aomra_00) February 16, 2021
現在Binanceで取引するコイン(=草以外)は、$MATIC$FTM$TOMO$SFP$COVER
で埋まってます。同じくFTXのポートフォリオは、$FTT$SOL$SRM$FIDA$LUA
どちらかと言えばFTXに期待していて、CZに対して次はSAMのターンではないかと思ってます。 https://t.co/PzUdlp3XjH
— SMASH-BROTHERS【仮想通貨分析】 (@SMASHBro_crypto) February 23, 2021
最近では仮想通貨やその他デリバティブ商品の銘柄数やが多く、それをうまく利用しているツイートが多いようです。
サービスに関する評判
誤入金された側から回収できなくもないということなのか
5%で済むならGOXよりはるかにマシじゃないか https://t.co/czCbzC5Sbw— 利三 (@umawik4) February 20, 2021
誤送金に対する対応についても概ね好評の声が多いようでした。
マイナスの評判
仮想通貨取引所バイナンスやFTX、コインチェックなどがAWS障害で一時ダウンhttps://t.co/77OryEWU1f
— CoinPost -仮想通貨情報サイト-【iOS版アプリリリース】 (@coin_post) February 19, 2021
残念ながらFTXであっても、AWSの障害については他の取引所と同様にネットワーク障害が起きてしまったようです。
FTXの評判について
今回調べた限りではFTXの評判について、一方的に悪く言うものはあまり見つかりませんでした。
AWSの障害のようにネットワーク全体がトラブルにあってしまう場合には、FTXであっても批判的な意見は出てきてしまいます。
過去にはトラブルもあったようですが、最近では評判も良くなってきているようです。
FTX(エフティーエックス)の特徴
FTXの特徴一覧
FTXの特徴をまとめてみました。
FTXの特徴
- レバレッジトークンの提供
- 独自トークンFFTの発行
- アルトコインを含むインデックス商品
これら3つの特徴について、詳しく説明していきます。
レバレッジトークン
仮想通貨投資をしていると、手軽にFXのようにレバレッジをかけて投資したくなってきます。
そんな人におすすめなのが、レバレッジトークンです。
レバレッジトークンはそれぞれ先物契約のポジションを保有しています。トークンの価格はそのポジションが保有している原資産の価格をフォローする傾向にあります。
公式の説明だと少し難しく感じるかもしれませんが、簡単に説明するとビットコインなどの特定の銘柄に対して、一定の割合で価格が上下するトークンのことだと思ってもらえればいいです。
FTXでは、1銘柄に対して5種類のレバレッジトークンが準備されています。
レバレッジトークンの種類
- MOOM レバレッジ10倍 ロング (現在取り扱い停止中)
- BULL レバレッジ3倍 ロング
- HEDGE レバレッジ1倍 ショート
- BEAR レバレッジ3倍 ショート
- DOOM レバレッジ10倍 ショート (現在取り扱い停止中)
これらのレバレッジトークンを現物で買うことで、実質的にFXのような取引ができます。
レバレッジトークンの特徴
FXとは違いレバレッジトークンには、強制ロスカットがありません。
その一方で、レバレッジトークンは対象の仮想通貨が値動きするたびに、予定しているレバレッジ倍率よりも若干倍率が大きくなってしまいます。
その結果、損益の幅が少し広がってしまうので注意が必要です。
ただしFTXでは、そのズレをレバレッジトークンに搭載されたスマートコントラクトの機能で自動的に毎日リバランスしているので、強制ロスカットが発生しません。
また、レバレッジトークンでは毎日0.03%の手数料がかかるので、この点にも気を付けておきましょう。
- Algorand (ALGO)
- ADA (ATOM)
- ATOM (ATOM)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- バイナンスコイン(BNB)
- ビットコインSV(BSV)
- ビットコインボラリティトークン(BVOL)
- インバースビットコインボラリティトークン(IBVOL)
- ビットマックス(BTMX)
- DOGE(DOGE)
- EOS (EOS)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- イーサリアム(ETH)
- フォビトークン(HT)
- LEO (LEO)
- ライトコイン(LTC)
- LINKCHain(LINK)
- Matic(Matic)
- OKB (OKB)
- TRON (TRX)
- テザー (USDT)
- リップル(XRP)
多くの仮想通貨がレバレッジトークンとして購入可能です。
普段投資対象としている仮想通貨もレバレッジトークンとなっていることもあるかと思います。
手軽にレバレッジを効かせて投資をしてみたい人にはおすすめです。
独自トークン「FTT」
「FTT」とは、FTXが独自に発行するユーティリティトークンのことで、FTXでの取引手数料の削減や先物取引の証拠金として使えます。
ユーティリティトークンとは?
その他のFTTの特徴として、毎週FTTの買い上げとバーンがセットで行われます。
これによって、FTTの市場での供給量を調整することで、FTTの価格を安定的に上昇させています。
アルトコインを含むインデックス商品
FTXでは様々な仮想通貨のインデックス商品も扱っています。
インデックス商品とは?
インデックスとは、経済や市場全体の動きを表す指標のことを指します。
例えば、日経平均やNYダウなどがインデックスに当たります。
これらの指標そのものに投資する商品をインデックス商品といいます。
FTXでは、特定のアルトコインのグループの動きを表す指標に投資することができます。
値動きの激しい仮想通貨投資では、個別の仮想通貨に投資をするよりも簡単でリスクを分散した投資をすることができます。
インデックス商品紹介
ALTは仮想通貨の時価総額が3~10位前後のアルトコインのインデックスに投資する商品です。
イーサリアムやリップル、ライトコインなど日本でも名の知れたコインが多く含まれています。
仮想通貨の中では比較的安定した投資対象といえるでしょう。
SHITはマイナーなアルトコインである草コインを対象としたインデックス商品です。
草コインは価格の上下が激しく、単体では投資対象とはしては不向きな仮想通貨ですが、これらをまとめることで比較的安定した高い値上がりを狙うことができます。
とは言え価格の上下が激しい仮想通貨のなかでも、さらに値動きが激しくなる草コインを対処としているので、資金に余裕があるひと向けの商品といえるでしょう
MIDとは時価総額の上位30位程度の仮想通貨24銘柄をまとめたインデックスです。
XEMやXLMなど日本でも投資可能なコインも含まれ、仮想通貨に詳しい人にはなじみのある銘柄も含まれています。
上位30位くらいの仮想通貨は、それぞれとがった特徴を持っており、それらが刺さる経済圏が完成すれば、価格の上昇が見込まれるため、面白い投資先ではあります。
DRGNとは中国で注目を集めている仮想通貨をまとめたインデックスです。
中国では仮想通貨に高い注目を集まっており、中国が仮想通貨の世界に与える影響はとても大きなものです。
現実世界でも世界最大の市場である中国で注目を集めれば、その仮想通貨の普及の可能性も高まります。
今後の中国の動向次第では、とても成長性のある投資先と言えます。
FTX(エフティーエックス)のボーナスキャンペーン
新年トレーディングキャンペーン
FTXでは現在、新年トレーディングキャンペーンが実施されています。
取引量に応じて最大で700ドルが受け取れるのでこの機会にぜひ参加してみましょう。
- 100,000ドル相当の取引で、55ドルをプレゼント
- 500,000ドル相当の取引で、320ドルをプレゼント
- 1,000,000ドル相当の取引で、700ドルをプレゼント
キャンペーン期間は
2月1日 00:00am (香港時間) ~ 2月28日 11:59PM (香港時間)
となっています。
手続き方法は、下記の2STEPで完了です。
- Googleフォームでサインアップ(https://forms.gle/oy8wNJLQ1sbdAUED7)
- KYC2への登録
詳しい内容を確認したい人は公式のHPを確認してみてください。
過去のキャンペーンについて
FTXでは、過去に「FTX LEGEND CAMPAIGN(2020年9月末終了)」や「777 チャレンジ!(2020年8月25日終了)」などのキャンペーンが行われていました。
グループでの合計取引数量を競い最大で15,000ドル相当の賞金が出たものや、個人での取引量が100万ドルを超えた人に777ドル相当のUSDTがプレゼントされていました。
キャンペーン内容は、取引量に応じて報酬が受け取れるものが多いようです。
キャンペーンの情報は公式ツイッターで告知されています。
短期間に多くの取引を行うトレーダーであれば、FTXを登録しておいて次のキャンペーンが始まったと同時に参加してみるものいいかもしれません。
FTX(エフテイーエックス)の手数料
FTXではすべての現物・先物取引について、手数料が過去30日間の取引量に応じて手数料が階層かされています。
さらにFTXが独自発行するユーティリティトークン「FTT」の保持者には、さらに手数料の割引があります。
FTTをステーキングすることでさらに手数料が低下
FTTのステーキングとは、簡単に言えばFTXにFTTを預けるということです。
ステーキングしている間は、FTTを売買するなどはできなくなり、解除するには14日程度かかってしまいます。
しかし、ステーキングすることでさらに手数料を下げることができます。
FTTをステイクしている場合のMaker Feeについては、過去の取引量や現在のFTT保有数に関係なく、こちらの手数料が適用されます。
例えば。25FTT(2/23現在で750ドル程度)をステイクしていると、Maker Feeは無料になるということです。
FTTをステイキングすることで、手数料以外にも様々な特典を得ることができます。
興味がある人は公式のHPを確認してみてください。
外部リンク参考:FTX「FTT Staking」
FTX(エフテイーエックス)の口座開設方法と入出金方法
口座開設方法
FTXの基本的な口座開設方法はとてもシンプルです。
口座開設をして基本的な機能を利用するだけなら特に書類は必要ありません。
- 公式HP上で、メールアドレスとパスワードを設定します。
ここでは、普段使っているメールアドレスを登録して、FTX用にパスワードを登録するだけなので特に難しいことはありません。
この時点で最低限の口座開設は完了します。
ただし、ここまでの登録では累計1,000ドルまでの出金しか行うことができません。
本格的に取引を行うのであれば、個人情報の登録を引き続き行っていく必要があります。
- 個人情報の登録をする
まずはFTXのTOP画面の自分のアカウントをクリックします。
次にTOP画面の自分のアカウントをクリックしていくつかの設定の中から「Wallet」を選んでください。
(注:ここから先は、英語表記のままだと少しややこしいので、グーグルの翻訳機能を使った状態で解説を進めます。)
次に引き出いし制限の引き上げを選びます。
後は個人情報の登録です。
赤枠で囲んだ、「フルネーム(アルファベットで入力)」「居住地(国名を選択)」「都道府県、または地域(TokyoやOsakaなど入力)」の欄を埋めればOKです。
その他の欄は特に必要ありません、「情報の送信」を押せば完了です。
ここまでの手続きが完了すれば、1日当たり9,000ドルの引き出しが可能になります。
ほとんどの人はここまでの登録で充分だと思います。
まずはここまでの登録をおこない、自分に合っているか確認して、必要があれ「レベル2」のID登録に移ればいいと思います。
2段階認証
次に、FTXでは仮想通貨取引を行うには2段階認証を行っておく必要があります。
- 2段階認証を行う
まずはTOP画面から「Settings」を選択します。
次に赤枠の「2段階認証」を選んでください。(グーグル翻訳の結果、少し日本語表記に違和感があります。)
ここで2段階認証の種類を選択します。
「Google Authenticator」を利用するのが簡単でおすすめです。
「Google Authenticator」を選択するとQRコードが表示されます。
(注:実際には「QRコード」と書かれた箇所にQRコードが表示されています。)
後はスマホの「Google Authenticator」を起動させ、表示された6桁のコードを入力して「送信」を押せば完了です。
入出金方法
ここでは入出金方法を説明していきます。
- 入金の方法
TOP画面の自分のアカウントをクリックしていくつかの設定の中から「Wallet」を選んでください。
「Balamces」の中にあるBTCの欄の「DEPOSIT」を選択します。「DEPOSIT」が入金に当たります。
(注:今回はBTCで送金する場合を想定し送金手続きを紹介します。)
次に、「BTC deposit adress」欄に書かれたアドレスをコピーして、自分が使っている別の仮想通貨取引所などから送金をすれば完了です。
- 出金の方法
「Balamces」の中にあるBTCの欄の「WITHDRAW」を選択します。「WITHDRAW」が出金に当たります。
(注:今回はBTCで送金する場合を想定し送金手続きを紹介します。)
出金したいBTCの数量を「Amount」欄に、送金先のBTCアドレスを「BTC Address」欄に、最後に2段階認証コードを入力します。
後は「WITHDRAW」を選択すれば出金完了です。
FTX(エフテイーエックス)のまとめ
今回は、ユニークな金融商品や独自トークン「FTT」を発行する新興のブローカーのFTXを紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
お楽しみに。
なお、海外の取引所では、残念ながら詐欺や出金拒否などが頻発しています。
何も分からない状態からトレードを初めて、資金が10倍になった!と喜んでいたら出金拒否。
そのまま資金がなくなってしまうなんていう事もあります。
私もまだ取引を始めたばかりの頃は、苦い経験をしてきました。
自分の失敗を無駄にしないためにも、せめてこのサイトの読者だけでも勝って欲しい!のです。
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