
「Bitrue(ビットルー)」とは、シンガポールに拠点を置く海外取引所です。
仮想通貨の一つXRP(リップル)を基軸にしており、XRPを用いて仮想通貨を購入できるほか、XRPの保有によってボーナスを受け取ることもできます。
また、独自トークンとして「BTR(ビットルーコイン)」「BFT(ビットルーファイナンストークン)」という2つの仮想通貨を発行しており、これらのトークンを用いて特典を得ることも可能です。
本項では、Bitrueの特徴・特典やユーザーの評判、口座開設方法などを詳しく解説していきます。
新しいブロックチェーン技術の導入にも精力的で、多種多様なニーズに応えようと様々な取り組みを行っている、とても活動的な取引所なんですよ。
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目次
Bitrue(ビットルー)の概要
正式名称 | Bitrue(ビットルー) |
---|---|
取扱銘柄 | 銘柄数73種類・通貨ペア168種 |
所在地 | シンガポール |
日本語対応 | あり |
スマートフォン対応 | あり |
Bitrue(ビットルー)は、仮想通貨の大市場である「シンガポール」に拠点を置く仮想通貨取引所です。
仮想通貨の一つ「XRP(リップル)」を基軸とする取引所であり、XRPを使った取引・購入ができる他、一定量を保有することでボーナスを貰うことができます。
取扱銘柄数は73種類と豊富なラインナップで、168通りもの通貨ペアとなっており、通貨やXRP以外にも多種多様な草コインを取り揃えています。
Bitrue(ビットルー)の特徴
それぞれの特徴についてポイントをおさえながら解説します。
「XRP」を主軸としたトレーディングシステム
先述したように、Bitrueのトレードシステムは XRP(リップル)を基軸としており、XRPで購入できる仮想通貨は49種類にのぼります。
さらに、仮想通貨の購入だけでなく、XRPを保有することで少額のボーナスを貰うこともできます。
なお、Bitrue公式のモバイルアプリでログインすると少額のXRPを貰える「カーニバルギフト(※)」など、XRPを通して様々なボーナスを獲得することが可能です。
※ログインボーナスでXRPを受け取る場合、申請作業が必要になります。
なぜXRPを基軸通貨にしたのか?
Bitrueでは、早期の段階からXRPのポテンシャルに着目していました。
BTC(ビットコイン)や(イーサリアム)を始めとした従来の仮想通貨は、コストや送金スピードなど多くの問題を抱えていたために、Bitrueは性能が安定しているXRPを基軸通貨に採用としたのです。
Bitrueでは、「XRPが銀行システムを革新する」と考えており、XRPの発展拡大を目指しつつ、XRPを基軸とした様々な取り組みを行っています。
ステーキングによる報酬獲得が可能
Bitrueでは、「Power Piggy」という参加型のステーキングシステムを提供しています。
BTCやXRPなど、特定の仮想通貨を保有していることで、その対象となる通貨を報酬としてもらえるシステムです。
Power Piggyで貰える報酬は年利7.3%とやや高めの利回りで、ハイリターンになる可能性も大きいです。
なお、ステーキングを採用している海外取引所は多々ありますが、BitrueはBTCやETHなどメジャーな通貨を対象としている珍しい例の一つです。
Bitrueではメジャーな仮想通貨を対象としているため、安定した利益にしやすくなっているのがポイントですね。
レンディング(担保)で金利を得られる
Power Piggyではステーキングの他、仮想通貨を貸し出せる独自のレンディングサービスを利用できます。
レンディングとは、仮想通貨などを担保として預け入れて他のユーザーに貸し出し、報酬としてその貸出料を貰うことが出来る融資サービスです。
最低金額は100ドル相当からスタートすることが可能で、担保対象としてUSTD(デザー)の他、BTC(ビットコイン)やXRP(リップル)などが挙げられます。
仮想通貨レンディングは金利が高い傾向にあり、日利0.04%・年利換算14.6%という高い利率で貸し出すことができるのがポイントです。
仮想通貨レンディングの注意点
例えば、借入者が契約不履行で返済が行われなかった場合でも、融資保証金で損失を補うことができないので注意しましょう。
Bitrue専用トークン「BTR」「BTF」について解説
Bitrueでは、2種類のエコシステム・トークンを発行しています。どのような通貨なのか、それぞれ個別に紹介します。
BTRトークンの概要
通貨名称 | BTR(ビットルーコイン) |
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通貨単位 | KCS |
発行枚数 | 2,100万枚 |
「BTR(ビットルーコイン)」は、Bitrue独自のトークンシステムとして開発された仮想通貨です。
一定量のBTRを保有することで、上場する仮想通貨を決める投票の参加権や、Bitrueのローンプログラムを受ける権利など、様々な特典が付与されます。
また、Bitrueのプラットフォーム上ではプロジェクト支援にBTRを使うことができ、プロジェクト当事者の現金調達や、支援者からの資金調達(クラウドファンディング)に利用することも可能です。
- Bitrueでの取引手数料を割引(最大40%)
- 新規通貨を決める上場投票の参加権
- プロジェクト・ボランティアなどの事業支援
- Bitrueローン商品の利子控除の適用
- PowerPiggyのレンディング金利アップ …など
BFTトークンの概要
通貨名称 | BFT(ビットルーファイナンストークン) |
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通貨単位 | KCS |
発行枚数 | 10億枚 |
「BFT(ビットルーファイナンストークン)」とは、BTRの2年後にプレセールが行われた第二の新規トークンです。
PowerPiggyレンディングの利息受取りや、ローン商品の利息の支払いなど、BTRとは異なる用途が予定されていました。
- PowerPiggyのレンディング利息
- ローン商品の利息の支払い
- Bitrueプラットフォーム内のサービス報酬 …など
BFTからBTRへのスワップ(交換)計画
BTRは手数料割引や保有ボーナスなどに使用されてきましたが、BFTの用途は限定的であまり使用されませんでした。
また、BFTを新規発行した時点で、既存のBTR保有者がステーク報酬(BTR)を十分に受け取っていない状況でもあったため、2021年にBFTはBTRへとスワップ(変換)される予定が立てられています。
実際、3月11日にスナップショットが行われており、現時点でユーザーが保有していたBFTは全てBTRに交換されている模様です。
Bitrue(ビットルー)の信頼性・安全性は?
現在のBitrueでは強固なセキュリティ体制を敷いていますが、過去に大規模なハッキング盗難事件の被害に合っています。
セキュリティ改善のきっかけとなったハッキング事件を踏まえつつ、Bitrueの信頼性・安全性を紹介します。
XRP&ADAハッキング事件
2019年6月、ハッカーがBitrueのホットウォレットにアクセスし、930万XRPと250万ADA、合わせて約5億円相当のユーザー資産を盗難した事件です。
Bitrueの報告によると、Bitrueユーザー90名のホットウォレットアクセス(秘密鍵)を不正取得し盗難に及んだとのことで、流出したXRPとADAの行方は明らかになっていません。
この事件を通じて、ホットウォレットの脆弱性や、取引所に資産を預けたままにしておくことの危険性などが大きく話題となりました。
Bitrueも黙って被害を受けた訳ではありません。数億規模のハッキング被害を受けたにもかかわらず、提携企業と協力して即座に資産を凍結させ、即座にシステムを立て直しました。
ハッキングによって信頼を落としたBitrueですが、一方で同社のスピーディ対応は高く評価されています。
Bitrue(ビットルー)の現在は?セキュリティ性は信頼できる?
上記のハッキング事件、Bitrueにセキュリティ強化に力を注ぎ、ユーザー資産をコールドウォレットに移行させた他、複数のスタッフによる不正監視を採用。
現在のBitrueは、コールドウォレットとマルチシグ体制の適用によって、厳重なセキュリティ保護の下で資産管理を行っています。
しかし、いくらセキュリティが厳重であっても、全てを運営任せにしてはいけません。
ユーザー自身が行うべきリスク対策は?
セキュリティ性の高い取引所でも、可能な限り自分でもリスク対策を行いましょう。
まず、ユーザー側は必ず2段階認証によるアカウント保護を行い、不正ログインによる盗難を防ぐことが大事です。
また、余計な資産を置かないのもポイントです。預ける通貨は使う分だけにしておき、保管する場合はウォレットなどを使用して安全に管理しましょう。
アカウントのセキュリティレベルを上げるには?
Bitrueアカウントのセキュリティレベルを上げるには、以下の登録設定が必要になります。
- PINコードの設定
- 二段階認証
- 電話番号認証
なお、下2つの認証設定は任意となっています。不正ログインを防ぐためにも、アカウントを開設したらすぐに認証設定を多ないましょう。
Bitrue(ビットルー)の口コミ・評判
Bitrue(ビットルー)の口コミ・評判について、SNSなどから情報を集めました。
今メインに使っている取引所がbitrueです。レンディング報酬も高いしセキュリティもしっかりしてるし今の所言う事なし
Bitrueも先日ハッキングに遭ったけど、事件発生から24時間かからずに取引所の復旧と資産補償(被害にあったものと同種類同枚数のコインで補償)を実行してくれたよ。入出金可能になるまでは数日かかったけれど。
さて、日本の取引所BITPointはどんな対応をしてくれるのかな?
bitrueも安いな
というかXRP0円か流石
XRPも貯蓄するならbitrueでレンディングとセキュリティ面でビットフライヤーとかになりそう
いやー素晴らしい
まーMONAはXRPとペアしか無いからw
MONA→XRP→USDTとかになるけどw
口コミ・評判の総括
Bitrueについて、ハッキング攻撃に関する言及は多かったものの、運営の対応について評価する声が多数上がっていました。
また、その後のセキュリティ改善から信頼を取り戻しつつあり、国内でもBitrueを愛用するユーザーが増えています。
事件以降、特に大きな不祥事を起こした経歴がないので、このままユーザー人気が完全回復を向かえるのではないかと予測されます。
Bitrue(ビットルー)の手数料・ボーナスキャンペーン
手数料
取引手数料は通貨ペアによって異なり、相場は大体0.01%前後となっています。
また、取引手数料にBTRを使用することで、最大40%の割引が適用されます。
なお、出金手数料については銘柄によって異なるので、下部のリンクから公式サイトで確認してください。
ログインボーナス「Bitrueカーニバルギフト」
Bitrueのモバイルアプリでは本人確認後、一定のタスクをこなすことで報酬を獲得できるボーナスキャンペーンを提供しています。
ここでは、代表的なものを例に上げて紹介します。
新規ユーザータスク
新規口座開設後、モバイルアプリからの初回ログインで0.1XRPを獲得可。また、100ドル相当の資産を入金し、且つ48時間アカウントに保持することで更に報酬アップ(※)。
なお、このタスク通知をSNSでシェアした場合、2倍の報酬を受け取ること可能。
※入金ボーナス・シェアボーナスは同時に配布されます。
デイリー・ウィークリータスク
モバイルアプリを通してBitrueアカウントに毎日ログインすると、タスクセンターでの抽選に参加することが可能。サインインによるボーナス金額は、0.01~1XRPの範囲でランダムに決定。
また、週に1度100相当の入金を行うことで更にボーナスが追加。新規ユーザータスクと同様、通知シェアで報酬金額2倍にアップ。
アフィリエイトタスク
モバイルアプリを通して友達を紹介し、且つ一度に50ドル以上の入金があった場合、アフィリエイト報酬を獲得可能。
Bitrue(ビットルー)の口座登録方法
まずは、公式サイトにアクセスしトップページ右上の「Sign Up」をクリックします。
メールアドレスを入力して「送信」をクリックし、確認コードの送信をリクエストします。
受信したメールを開き、記載されているをコード確認しましょう。
なお、受信から30分以内に登録を完了しないと、コードが無効になるので注意です。
ログインパスワードと、招待を受けた場合は招待コードを入力し、利用規約に同士のチェックを入れてください。
- 少なくとも数字1文字以上
- 小文字・大文字をそれぞれ含めること
- スペース(空白)は入力不可
- パスワードの長さは8~20字まで
- 少なくとも記号文字1文字以上
全入力を終えたら、「サインアップ」をクリックすると登録完了となります。
まとめ
これまでの説明を総括し、Bitrueのメリット・デメリットをまとめました。
- XRPを基軸にした仮想通貨トレードが可能
- ステーキング報酬やレンディング金利による利益を獲得できる
- 専用トークン「BTR」を使うことで様々な特典を得られる
- モバイルアプリを使うことでログインボーナスを受け取れる
- 仮想通貨レンディングは供給・借入ともにリスクが高い
- 多額のハッキング被害を受けた不祥事経歴がある
Bitrueはモバイルアプリのログインボーナスや、XRPやBTRの保有によるコインホルダー特典など、アカウントを持っているだけでもメリットのある海外取引所です。
ハッキング事件を受けた経歴はありますが、事件の経験を踏まえたセキュリティ改善が功を成し、現在では比較的安全な取引所になっています。
大きなデメリットもなく、XRPをメインに取引・保有しているユーザーであれば、開設して損はない海外取引所です。
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