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Kraken(クラーケン)の概要
会社名 | Payward Asia株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区二番町9-3 |
設立 | 2018年 |
金融ライセンス | 一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会正会員 |
日本語サポート | 〇 |
サポート内容 | 公式ホームページからの問い合わせ |
Krakenは、ヨーロッパ最大の仮想通貨取引所であり、世界的にも最もセキュリティが高いと評判の仮想通貨取引所です。
最近では、日本市場への再参入や米国株式市場への上場報道、仮想通貨取引所初の銀行ライセンス取得など何かと話題のブローカーです。
国際的にハイレベルなセキュリティや仮想通貨の高い流動性を実現した、国内唯一のブローカーと言えるでしょう。
- 仮想通貨を高いセキュリティで取引したい人
- 頻繁なトレードのために高い流動性の求める人
Kraken(クラーケン)の信頼性・安全性
まずは、仮想通貨取引所を選ぶ上で重要な信頼性・安全性について確認していきましょう。
日本の暗号資産交換業者として登録
Krakenは2020年に金融庁による、暗号資産交換業者として登録を受けています。
また同様に、日本暗号資産ビジネス協会の正会員としても登録しています。
この点が、仮想通貨に対する安全性について新興の海外ブローカーとは異なります。
一部の悪質な新興海外ブローカーであれば、最低限のセキュリティ対策程度です。
しかし、Krakenは2018年に一度日本事業から撤退し、日本の法制度にしっかり合わせる形で日本に再上陸しました。
日本国内の安全意識にもしっかりと対応した、仮想通貨取引所であると言えます。
世界最高のセキュリティ
Krakenは自他ともに認める世界トップレベルのセキュリティを誇ります。
安全な仮想通貨保管
日本では、お客様が入金された仮想通貨の100%をオフラインでインターネットから隔離された複数の物理的な場所に分けて保管しています。厳重な監視体制
我々のサーバーは、24時間監視カメラと鍛え抜かれた警備員によって監視されています。物理的なアクセスとコード変更は厳しく制限されています。暗号化された機密情報
アカウントに関する全ての機密情報は、システムとデータレベルで暗号化されています。情報へのアクセスは厳しく制限されています。システムのセキュリティ耐性テスト
想定可能なすべての脆弱性に対してシステムのセキュリティ耐性をテストしています。また、外部のセキュリティ専門家に脆弱性を報告してもらう「バク発見謝礼金制度(バグ・バウンティ)」を設けています。
自分たちのセキュリティ対策について、しっかりと公開することでユーザーとしてもに安心して取引を行うことができます。
Kraken(クラーケン)の評判・口コミ
次はKrakenの実際の評判についてみていきましょう。
セキュリティに関する評判
I was going to say that it has been on Kraken for awhile. A great exchange with solid security protocols! 😁
— Stephen Zimmer (@SGZimmer) April 29, 2021
現状では海外ユーザーの口コミが多いようです。
その中でもやはりセキュリティに関して安心して利用できるという書き込みが多いようです。
上場に関する評判
クラーケンも上場
仮想通貨の勢いって止まらなさそうだな…
クラーケンが22年に直接上場を検討、ジェシー・パウエルCEOが言及https://t.co/ReRClZztVB
— Gotō@仮想通貨×個人事業主×副業 (@Got89893828) April 9, 2021
上場を目指す報道もあり、Kraken・仮想通貨ともに良いニュースとして受け入れられているようです。
こういった報道が好意的に受け入れられるのも、企業として信頼されている証ともいえるでしょう。
マイナスな評判
Why is my new $nano I bought taking so long to send from kraken? It’s the exchange right? But why is that
— Cryptoproca (@QC_Crypto_Coin) April 28, 2021
一部で仮想通貨の移動に時間かかかっているという評判もありました。
取引所の問題なのか、仮想通貨マイニングの問題なのはこれだけではわかりませんが、こういった問題が起こる可能はあるようです。
Kraken(クラーケン)の特徴
Krakenの特徴一覧
Krakenの特徴をまとめてみました。
Krakenの特徴
- 初心者でも利用しやすいフォロー体制
- IPOや仮想通貨銀行を目指す
- 長い歴史と高い安全性
これらの3つ特徴について詳しく説明していきます。
初心者でも利用しやすいフォロー体制
Krakenでは仮想通貨初心者が、仮想通貨について学んでいくことができるコンテンツが準備されています。
Krakenで提供されるコンテンツ
- 仮想通貨プロジェクトガイド
- 日本語対応の仮想通貨ニュース
- 仮想通貨解説動画
これらのコンテンツを通して、仮想通貨の知識がまだ十分でない人でも少しずつ学んでいくことができます。
仮想通貨プロジェクトガイド
Krakenでは、多くの仮想通貨プロジェクトについての解説を簡単にまとめてくれています。
投資初心者の中には、それぞれのプロジェクトについては詳しく理解をしたいと考える人も少なくありません。
そういった需要にもKrakenは対応しています。
例えば、以下のリンクはKrakenのビットコインについての解説ページです。
外部リンク参考:What is Bitcoin? (BTC)
これを読めばビットコインがどのようなものであるかは概ね理解できるはずです。
その他にも、世界的に知名度の高いイーサリアムやリップルなどから、日本ではあまり知名度のないDOGEやUSDTなど30以上の仮想通貨について解説をしています。
仮想通貨プロジェクトについてはわからないことがあれば、とりあえずここを見れば問題は解決するでしょう。
日本語対応の仮想通貨ニュース
Krakeでは、日本語に対応した仮想通貨の分析やニュースを提供しています。
外部リンク参考:ビットコイン、予想調整幅さらに狭く
無料で読むことができますが内容はとても興味深く、様々なチャートなども使った解説がなされています。
最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、普段からこういった内容に目を通して置くとこで確実に知識を深めていくことができます。
仮想通貨解説動画
さらに仮想通貨について詳しく知りたい人には、仮想通貨に関する情報を解説する動画をおすすめします。
外部リンク参考:Explore all our crypto videos
動画の解説は、基本的に英語で仮想通貨に関する解説が行われています。
日本語字幕に対応したものがありますが、基本的には英語を利用できる人向けになっています。
正直に言って、投資のためだけにここまで深く理解する必要はないのかもしれません。
それでも、仮想通貨についてより詳しくなりたいと思う人に向けたコンテンツだと思います。
興味がある人は、一度目を通してみるといいかと思います。
IPOや仮想通貨銀行を目指す
Krakenは、アメリカでの株式上場や世界初の仮想通貨銀行を目指しており、それらが好意的に報道されるなど、世界的にも見ても高い評価を受けるブローカーです。
2022年上場を目指す
以下の報道によると、KrakenのCEOである、Jesse Powell氏は2022年度中には株式を上場できると考えているようです。
外部リンク参考:Bitcoin exchange Kraken considers going public after record trading volumes in the first quarter
現時時点で、600万以上の顧客を抱えており、仮想通貨の取引量で世界第4位を誇っています。
ビットコインが6万ドルを超えたことを受けて、Krakenの第一四半期の取引量も過去最高を記録しています。
また、ライバルである仮想通貨取引所のCoinbaseもアメリカで上場を果たしたこともあり、Krakenの上場もかなり現実味を帯びてきています。
世界初の仮想通貨銀行へ
Krakenは2020年9月に仮想通貨銀行を設立するためのライセンスを取得したことを発表しました。
外部リンク参考:Kraken Wins Bank Charter Approval
この発表によれば、Kraken Financialという銀行を開設し、全米49州でデジタル資産の保管サービスなどを提供する予定のようです。
デジタル資産を保管・管理し支払システムを運用し、ユーザーの法定通貨と仮想通貨の切り替えを簡易に行えるようにするようです。
具体的には、仮想通貨での請求書支払いや給与の受取など想定しているようで、その他クリプトデビットカードの発行なども行う予定のようです。
仮想通貨の認知度が世界的に高まる中で、先駆けて仮想通貨利用のための整備を行っており、仮想通貨の正常な発展のために欠かすこのできない存在になりつつあります。
最古の仮想通貨取引所
Krakenは2011年にアメリカで誕生した最古の仮想通貨取引所の1つです。
その歴史の長さから、高い安全性を誇ります。
Krakenは高度なセキュリティを構築していることから、今までに一度もハッキング被害にあったことがありません。
その他にも、準備金を高い水準で準備しているために、万が一仮想通貨の「取り付け騒ぎ」のようなことが起きたとしても十分な対応が可能です。
以上のような安全性を提供していることでユーザーからの評価も高く、仮想通貨の取引量は世界上位のシェアを安定して獲得しています。
Kraken(クラーケン)のボーナスキャンペーン
Kraken Fee Holidayキャンペーン
Krakenでは、日本円建ての取引を行う全世界のユーザーに向けて、「Kraken Fee Holidayキャンペーン」を実施しています。
- 日本円建ての仮想通貨取引を行う全ユーザー対象
- 仮想通貨取引所での売買にかかる手数料が無料に
- 対象通貨:BTC/BCH/RTH/XRP/LTC
- 対象期間は2021年4月30日から6月30日まで
売買手数料を気にせず取引ができるチャンスです。
何度も売買を行いたい人も、高額の仮想通貨をバイ&ホールドしたい人にとってメリットのあるキャンペーンです。
これを機会に仮想通貨取引に挑戦してみましょう。
外部リンク参考:Kraken Fee Holidayキャンペーン
Kraken(クラーケン)の手数料
Krakenでは、透明性が高くわかりやすい手数料体系をとっています。
上の手数料一覧でもわかる通り、手数料は注文総額の0.00~0.26%となっています。
直近30日間の取引量、メイカー・テイカー注文の違いに応じて手数料が決まります。
ある程度のまとまった金額の仮想通貨投資をおこなう人であれば、メイカー注文を行うことで手数料が比較的安く抑えられます。
一方、取引頻度が少ないひとにとってはやや手数料が高く感じるかもしれません。
しかしこれらの手数料により、安全性と流動性が高い取引の場を利用できると考えると決して高いものではないと思います。
外部リンク参考:Kraken「透明な手数料体系」
Kraken(クラーケン)の口座開設方法と入出金方法
口座開設方法
Krakenの基本的な口座開設方法はとても簡単に行うことができます。
口座を開設するだけであれば、特に書類などの準備は必要ありません。
- 公式HP上で、メールアドレス、ユーザー名、パスワードを設定します。
まずは初めにアカウントを作成します。
ここでは普段使っているメールアドレスを登録し、パスワードを設定するだけです。
その際に、ユーザー名と居住地も登録しましょう。
後は、規約など承諾をすればアカウントの作成は完了です。
- アカウントを有効化する
アカウントの登録が完了すると、登録したメールアドレス宛に認証コードが送られます。
これを上記の画面に入力すれば、アカウントは有効化されます。
ここまで手続きを行えば、Krakenのアカウント口座開設は完了です。
トレード用アカウントの開設
次にトレード用アカウントの解説方法を説明していきます。
- 認証申請を行う
Krakenでは、取引所の口座で入出金などを行う前に認証申請を行う必要があります。
手続きに少し時間がかかることもありますが、実際に作業を行う時間は30分もあれば完了します。
ちょっとしたすきま時間にでも、手続きを進めておきましょう。
- アカウントタイプの選択
次に申請するアカウントタイプを選択します。
日本在住者は「個人アカウント」がおすすめです。
申請には以下の情報が必要になるので事前に準備しておきましょう。
- 氏名
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
- 職業
- 投資目的・経験などに関する情報
- 身分証明書・住民票など
これらを以下の画面で登録するだけです。
申請に問題がなければ、登録した住所に「住所確認用のはがき」が届き、認証申請が完了します。
2段階認証
入出金・取引を始める前に、必ず2段階認証の設定を行いセキュリティ対策をしておきましょう。
- 2段階認証を行う
まずはTOP画面右上に表示されている「アカウントを保護する」を選択します。
次に赤枠で囲った、ログイン時の2段階認証を有効化します。
ここでは2段階認証の種類を選びます。
2段階認証では「Google Authenticator」を利用するのが簡単でおすすめです。
(注:今回は「Google Authenticator」利用する場合を想定して手続きを紹介します。)
「2FA App」を選択するとQRコードが表示されます。
後はスマホの「Google Authenticator」を起動させ、表示された6桁のコードを入力して「確認」をクリックすれば完了です。
入出金方法
ここでは入出金方法を説明していきます。
- 入金の方法
TOP画面の上部にある「入出金」を選択してください。
次に自分が入金したい通貨を選択します。
(注:今回は日本円で入金する場合を想定して手続きを紹介します。)
日本円での入金を選択すると、振込先の口座に関する情報と注意が表示されます。
表示された銀行名や名義、口座番号を間違えないように送金を行ってください。
初回入金時には、72時間の出金制限がかかるので、この点は注意して下さい。
- 出金の方法
TOP画面TOP画面の上部にある「入出金」を選択してください。
次に自分が出金したい通貨を選択します。
(注:今回は日本円で入金する場合を想定して手続きを紹介します。)
次の画面で出金先の口座の選択をします。
口座情報が未入力の場合は、「口座を追加」を選択して口座情報を登録しましょう。
後は送金額を確認して、問題がなければ送金依頼をすれば完了です。
Kraken(クラーケン)のまとめ
今回は、日本市場に再参入を果たし、IPOや仮想通貨銀行など良い噂の絶えない仮想通貨取引所のKrakenについて紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
今後も情報を更新していくのでお楽しみに。