ネットサーフィンやWEBサービスを利用するとき、広告の影響で処理速度が落ちているのをご存じでしょうか。
今回は、無駄な処理速度低下を避けつつ、面白いWEB3.0ツールに触れていきたい人向けに、従来のブラウザよりも高速で利用できる次世代ブラウザ「brave(ブレイブ)」について解説します。
この記事を読めば「ネット広告が邪魔で嫌になる」「最近聞く次世代高速ブラウザって何?」「braveでできることを知りたい」などのお悩み・疑問を解消できます。
この記事のまとめ
- 次世代高速ブラウザ「brave」は邪魔な広告を削除できる
- 色んな端末で利用でき、ブラウザの乗り換えも簡単!
- braveで仮想通貨トークン(BAT)が貯まる
braveとは?
現代のネットの悩みを解決してくれる次世代高速ブラウザ「brave」
これって一体どんなサービスなんでしょうか?
実はこのブラウザ、ネット利用のストレスを大きく解消してくれるユーザーニーズに特化した便利なブラウザなんです。
使いやすいブラウザであるbraveは、WEB3.0を意識した他ブラウザと異なる魅力を持ち合わせています。
そこで、まずは3つの項目に分けてbraveの概要について説明していきますね。
①話題沸騰中の高速ブラウザ
braveの特徴の中でも話題に上るのが、その高速性です!
Brave Desktop Page Loading Speed Test
このYoutube動画は、brave、GoogleChrome、Mozilla Firefoxで同じサイトを開いたときの速度を比較しています。
動画内容からわかる通り、braveは他のブラウザよりも圧倒的に処理速度が速く、なんと3倍程度の速さで表示されるんです!
今まで「なかなか読み込んでくれないから、もう使うのを辞めよう」と思ったネットページも多いと思います。
braveはその問題を簡単に解消してくれることから、世界中で話題沸騰中なんです。
②WEB3.0に特化した面白い機能あり
braveはただ処理速度が速いブラウザというだけでなく、これからのWEBに欠かせないWEB3.0の面白い機能が多数搭載されています。
簡単にご紹介すると次の通りです。
braveに搭載されている面白い機能
- braveでネットサーフィンすると仮想通貨トークンBATが貯まる
- プライバシー保護を重視した万全なセキュリティ
- ユーザーニーズを考えた広告非表示機能
今利用しているブラウザからbraveに乗り換える。
これだけで沢山の機能が利用できます。
また、登場して間もないブラウザであるため、世界的なシェア率はまだ低めです。
ブラウザ | デスクトップブラウザのシェア率 |
Google Chrome | 77.03% |
Safari | 8.87% |
Mozilla Firefox | 7.69% |
Microsoft Edge | 5.83% |
Internet Explorer | 2.15% |
Opera | 2.43% |
1.98% | |
Sogou Explorer | 1.76% |
Yandex | 0.91% |
Brave | 0.05% |
ですが、利用できる機能が魅力的ということもあって、年々利用者が増加している潜在能力高めのブラウザですので、ぜひ導入を検討してみてください。
③ブラウザの乗り換えが簡単
いえ、安心してください。
braveは乗り換えが簡単なブラウザとしても人気を集めており、braveに搭載されているブックマークの「インポート機能」を利用していけば、簡単ワンクリックで乗り換えができます。
対応しているブラウザは次の通りです。
対応ブラウザ
- Google Chrome
- Safari
- Mozilla FireFox
- そのほか複数のブラウザ
BraveのUIはGoogle Chromeと似ている部分もあるため、操作感は以外とシンプルです。
乗り換え後の使いづらさを感じない大衆向けのブラウザなので、まずはインストールしてみてはどうでしょうか。
braveを使用する3つのメリット
次世代高速ブラウザであるbraveを利用していけば、次の3つのメリットが得られます。
- 低コスト利用
- 仮想通貨をゲット
- 邪魔な広告の削除
1つずつ紹介していくので、気になる項目をチェックしてみてください。
①邪魔な広告を完全削除できる
braveが持つ魅力的な機能といえば、邪魔な広告を削除できる部分にあります。
たとえば、従来のブラウザに掲載されている広告はブラウザ管理者側が取り付けているため、ユーザーは削除ができません。
しかし、広告の量が多すぎてページ内の情報が分かりづらかったり、悪質な広告だとマウスについてくるなど、邪魔で仕方ありません。
このときbraveに搭載された「ブレイブシールド」という機能を利用していけば、指定する項目の広告を簡単操作で削除できるのです。
広告のないページは必要情報だけしか残りません。
見やすいページを自分で作れることから、ユーザーニーズに特化したブラウザとして注目されています。
②低コストでブラウザを利用できる
上記の広告削除によって、ブラウザ利用コストが下がることも知っておきましょう。
まず、ブラウザを通じてサイトを閲覧するとき、画像・動画の読み込みが最も処理に負荷がかかります。
サイト内に広告が多ければ多いほどデータ転送量が大きくなり、PCの電力消費量に関わってくるのです。
「角川アスキー総合研究所」が調査したデータ転送量の情報によると、転送データの平均4割が広告によるものと分かっています。
4割を占めるデータ転送量を抑えることができれば、PC・スマホの消費電力およびポケットWi-Fi、データ通信の容量が抑えられることから、通信に関わるコストを大きく削減できるんです!
デバイスに負荷をかけにくくなるという面から見ても、買い替えのペースを減らせるというメリットを持っています。
③ブラウザで仮想通貨を稼げる
広告を削除できるbraveですが、じつは広告を残したまま利用していくと仮想通貨トークンが自動で貯まっていくんです。
ネットサーフィンをして色んなサイトページを見ていく。
底に掲載された広告の量によって普段通り使うだけで自動で仮想通貨がたまっていきます。
braveは、次に挙げる2つの考えを持つユーザーが利用しやすいブラウザです。
2つの考え
- 邪魔な広告を消したい!
- 仮想通貨に興味があり、楽に仮想通貨を増やす方法を始めたい!
広告を消さなければ、従来通りのブラウザ利用と同じだけど、そこに仮想通貨という価値が生まれる。
どの利用方法でもメリットがついてくるので、ぜひ利用してみましょう。
仮想通貨トークンBATとは
BAT(Basic Attention Token)はbraveが提供する「分散型広告システム」によりトークンが発行されます。
従来の中央集権型の広告掲載から仲介業者を排除し、Braveを通じて広告主、閲覧者の2つにした自律分散型の仕組みとして注目されています。
braveで注意したい2つのデメリット
便利に利用できるbraveですが、すぐ利用を始めるのではなく、利用の注意点についても把握しておきましょう。
①まだまだ国内利用者が少な目
次世代高速ブラウザのbraveは魅力的な機能が搭載されたブラウザですが、まだ登場したばかりのブラウザであることから、国内利用者が少ないような状況です。
まだまだこれからな部分も多いブラウザであるため、現段階に期待しすぎないように注意しましょう。
ただし、仮想通貨トークンBATを貯められたり、複数ブラウザを並行して利用することができるので、使い心地を確認するために、他ブラウザと合わせて利用してみるのもオススメです。
②高速ブラウザである分レイアウトが崩れやすい
braveは余計な広告を削除することによって高速性を発揮します。
しかし、通常広告が表示されたブロックが削除されるため、ページ画面に空白ページができたり、ブロック列が崩れて、ページレイアウトがおかしくなってしまう場合があります。
もし、ページデザインなどを気にする方がいるのなら、広告の消しすぎに注意しましょう。
今braveを始めるのがオススメな理由
次世代高速ブラウザのbraveは今はじめるのがオススメです。
オススメ理由が3つあるので、1つずつチェックしていきましょう。
①現在のネットに対する不満を解消できる
現代のネットでは、広告があふれかえっています。
中には見たくないような不快に感じる広告、また自身だけでなく子供が利用するブラウザにも関係なく表示されるため、不満を感じる人も多いはずです。
braveは広告による悪影響を最小限に抑えることができ、必要な情報だけを取得できる魅力的なブラウザを今すぐ作れます。
ネットに対する不満解消ブラウザとして重要なポジションを獲得しているので、まずは広告削除機能から利用してみてはどうでしょうか。
②いろんな端末・デバイスから利用できる
braveの強みはどんな端末・デバイスでも利用できる部分にあります。
このデバイスだから利用できないということはなく、WindowsやMac、LunixといったPCデバイス、AndroidやiOSといったスマホデバイスを問わず利用できます。
③早めの利用が仮想通貨の価値を高める
仮想通貨の価値は利用ユーザーの増加に併せて増していきます。
しかし、価値が高まってから仮想通貨をゲットしたとしても雀の涙ほどの利益しか生まれません。
現段階、世界シェアが0.05%とまだ少なめであるため、今のうちにbraveを利用していけば、将来braveの利用ユーザー数が爆発的に増加したときに、あなたの持つBATの価値が上昇します。
仮想通貨の価値を高めたいというのなら、今から利用するのがオススメです。
braveの操作説明
さいごにbraveで利用できる3つの機能の操作方法を簡単にご紹介します。
実際に導入して利用し始めたという方は、こちらもチェックしてみてください。
①広告表示を設定する
広告設定はbraveのブラウザ画面右上に表示される三角マークにある「Rewards設定」から利用できます。
広告設定はON、OFFのかんたん設定です。
ONにした場合にも、広告の最大表示数を設定できるので、お好きな広告数を選択していきましょう。
②仮想通貨の稼ぎ方
広告設定と同じページになりますが、braveでは広告をONにしておけば、自動で仮想通貨トークンBATが貯まります。
貯まったトークンは設定画面から簡単に確認できるため、定期的に確認してみましょう。
③投げ銭機能でユーザーを応援
じつはbrave、投げ銭という機能があります。
好きなユーザー、応援したいユーザーに任意で投げ銭ができることから、その利用方法をご紹介します。
まず、投げ銭に利用できるのはBAPというbraveの仮想通貨ポイントです。
BAPは表示したページのサイト運営主に送ることができ、こちらも画面右上のメニューからチップ金額を設定できます。
操作は簡単、指定の金額を選んで押すだけ。
まだ上場されていないポイントなので、今後の価値化に期待が集まっています。
おわりに
今回は、次世代高速ブラウザとして話題沸騰中のブラウザ「brave」についてご紹介しました。
邪魔広告を非表示設定に出来たり、仮想通貨が貯まったりと、ユーザーニーズに特化した便利なブラウザとして今後大きく成長を見せていくサービスとして期待されています。
もし、現在のブラウザ利用に不満を感じているのなら、この機会にbraveを利用してみてはどうでしょうか。