
Moonbeamが発展していくとブロックチェーンも今よりもっと便利になるんだよ!
- 世界から注目されているWeb3.0に関するプロジェクト
- 異なるブロックチェーンの相互性を確保するパラチェーンの1つである
- スマートコントラクトを使った開発と互換性がある
- 様々なウォレットに対応している
- 今後Moonbeamが発展することができるかどうかは競合プロジェクト次第
\Moonbeamの公式サイトだよ/
目次
仮想通貨Moonbeam(GLMR)とは一体?
Moonbeam(GLMR)とは、Polkadotの主要パラチェーンの一つとして、Polkadotとは異なる仕組みで開発されているEthriumとの間に完全な互換性をもたらすことを目的としたプロジェクトです。
2020年1月にMoonbeamのプロジェクトが開始され、海外大手取引所であるBinanceやcoinbaseなどから約600万ドルの資金調達を完了し、同年9月にテストネットが立ち上げられました。
テストネットが立ち上げられて以降、SushiSwapやBalancerなど様々なプロジェクトがMoonbeam上で進められています。
2022年9月現在、GLMRの価格は70円前後を推移しており、時価総額は27,021,993,300円と全暗号資産の中で140位前後です。
- Polkadot
異なるブロックチェーン間の相互運用性を確保することを目的としたブロックチェーンの規格
- パラチェーン
Polkadotのメインチェーンに接続するためのブロックチェーンの一つ
Moonbeam(GLMR)の4つの特徴
- Polkadotのパラチェーンの1つである
- スマートコントラクトを使った開発と互換性がある
- 多くのDefiプラットフォームと連携することが可能
- 様々なウォレットに対応している
その1: Polkadotのパラチェーンの1つである

どれだけ多くの取引記録を同時に処理することができるのかを数値化したもの
その2: スマートコントラクトを使った開発と互換性がある
Moonbeam(GLMR)がEthereumなどで用いられているスマートコントラクト(プログラミング言語)を翻訳することができる機能を持っていることで、異なる言語で開発されているプロジェクトでもPolkadot上で実装することができます。
したがって現在スマートコントラクトを用いた開発を行っている場合、新しい言語を覚えることなく簡単にPolkadot上でも実装することができるようになるのです。
翻訳機能によってエンジニアが開発を行う際の手間が省けることはMoonbeamの開発人口の増加にも貢献し、更なるプラットフォームの発展にも繋がるのです。
その3: 多くのDefiプラットフォームと連携することが可能
Moonbeam(GLMR)は比較的最近スタートしたプロジェクトですが、開始から数年で多数のDefi関連プロジェクトやオラクル関係のプロジェクトがMoonbeam上で進められています。
プロジェクトの中には日本人にもよく知られているSushiSwapやBalancer、仮想通貨の時価総額ランキングでも上位に位置しているChainlinkなどがあります。
Moonbeam(GLMR)が異なるプラットフォームと連携し、関係する様々なプロジェクトが開始されていることには以下のようなメリットがあります。
- 取り扱いが増えて、通貨の流動性が上昇する
- 多くの情報(為替価格、不動産価格)を取り入れることができる
その4: 様々なウォレットに対応している
Moonbeam(GLMR)は様々なウォレットに対応しており、多くの人が仮想通貨の購入に利用しているMetamaskにも連携しています。
Moonbeamがスマートコントラクトの翻訳機能を持っていることにより、イーサリアムベースでつくられているMetamaskとも連携することができるのです。
様々なウォレットに対応することは、多くの人がMoombeamを利用することに繋がり、価格の安定や流動性の更なる上昇を期待することができるようになります。
過去から現在までのMoonbeam(GLMR)の価格推移
出典:https://jp.tradingview.com/
Moonbeam(GLMR)の過去から現在までの価格推移を、GLMR/USDTのチャートを用いて見ていきましょう。
Moonbeamのローンチ当初は仮想通貨の新規上場の際によく見られる価格の急騰急落が発生しましたが、徐々に下落が進んだ結果、2022年5月までは2USDTから6USDTの間で推移していました。
その後、ビットコインなどの主要通貨の暴落に釣られるような形で下落した結果、0.5USDTから2USDTのレンジ帯で推移するようになりました。
MoonBeam(GLMR)のこれからの価格動向
- MoonBeam(GLMR)に好材料がでる
- 仮想通貨全般が価格が上昇する
Moonbeamはまだ始まったばかりのプロジェクトで、発展段階でもあるためプラットフォームの拡大やPolkadotの発展など、価格上昇が期待できるような好材料が今後出てくる可能性は十分考えられます。
また、仮想通貨相場の盛り上がりによって、GLMRの価格が上昇する可能性も考えられます。
しかし、このような価格上昇へのシナリオが見られない場合は、同じ価格帯で停滞するか。更に下落が継続する可能性があると予想することができます。
MoonBeam(GLMR)には将来性があるのか
- Polkadotが普及するかどうか
- Polkadot内での競合の動向
- Etheriumがさらに発展するかどうか
- 出資状況
その1: Polkadotが普及するかどうか
Polkadotが普及するためには、「Polkadotの開発が進む」か「Polkadotに関連する他プロジェクトが発展する」かの2つが考えられます。
競合するブロックチェーンがたくさんあるため、その中でいかにPolkadotに優位性があるかどうかを示す必要があります。
また、Monbeamはスマートコントラクトを使った開発との互換性もあるため、他のスマートコントラクトに関するプロジェクトが発展することでMoonbeamが普及する可能性も十分に考えられます。
その2: Polkadot内での競合の動向
具体的には、新興プロジェクトである「Alca」や「Astar」が、Moonbeamと同じようにPolkadotのパラチェーンとしての目的を果たすために始動しています。
このようにPolkadot内でもMoonbeamの競合となるようなプロジェクトがたくさんあるため、優位性を維持することができるかどうかが重要になります。
他に優位性のある(機能性の高い)プロジェクトが出てきてしまうと、Moonbeam(GLMR)の価格が下落してしまう可能性があります。
その3: Etheriumがさらに発展するかどうか
Polkadotの開発は、イーサリアムが抱える「スケーラビリティ」の課題を解決する目的があります。
「スケーラビリティ」を解決することでトランザクション(1つ1つの取引)の処理にかかるコストを抑えることが可能となります。
次世代のイーサリアムである「イーサリアム2.0」では、イーサリアムの仕組みを抜本的に改善することでスケーラビリティの課題を解決することを目的としています。
したがって、イーサリアムが課題を解決してしまうと、Polkadotの優位性の一つがなくなってしまうのです。
その4: 出資状況
Moonbeamは過去2度にわたって、Web3関連のプロジェクトへ出資をしている「Web3財団」から資金調達をしています。
今後、開発費などで資金が必要となった際に財団や、他の組織から更に出資を受けることができるのかどうかも将来性を考えるうえで重要な点です。
MoonBeam(GLMR)の買い方
Moonbeam(GLMR)は取引所を介して購入することができますが、国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所を利用する必要があります。
Moonbeam(GLMR)は3つのステップで購入することができます。
- 海外仮想通貨取引所のアカウントを作る
- 海外取引所に購入したビットコインを送金する
- 送金したビットコインを元手にGLMRを取引する
ステップ1: 海外仮想通貨取引所のアカウントを作る
海外取引所に登録をする際は、GLMRの取り扱いがあるかしっかりと確認するようにしましょう。
Moonbeam(GLMR)を取り扱っている主要取引所は以下の通りです。
- Binance
- Bybit
- KuCoin
- Gate.io
- OKX
Moonbeam(GLMR)が上場しているBinanceでは取引をもちろんおこなうことができますし、KuCoinやBybitなどの取引所でも取引することができます。
ステップ2: 海外取引所にビットコインを送金する
ビットコインを海外取引所へ送金する際には、「ウォレットアドレス」という仮想通貨を保管している場所をあらわす記号を入力する必要があります。
ウォレットアドレスを間違えてしまうと、正しく送金を行うことができないため注意して入力するようにしましょう。
Binanceでは、以下の画面でウォレットアドレスを確認できます。
入金画面で、入金する仮想通貨の種類と、ネットワークを入力するとアドレスが表示されます。
ステップ3: 送金したビットコインを元手にGLMRを取引する
BinanceではUSDT、BTC、BNB、BUSD建ての4つの方法で、GLMRの現物を取引できます。
また、定期的に積立で購入する方法である「定期ステーキング」でも購入できるため、自分の取引方針に応じて選択してみてください。
ステーキングとは仮想通貨を購入し、その通貨の対象となっているブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬がもらえる仕組みです。
GLMRトークンを購入し、Moonbeam上でステーキング(保有)することで、報酬を獲得することができるのです。
まとめ
Moonbeamの特徴から、将来性、購入方法まで詳しく解説してきました。
Moonbeamはインターネットの新たな形を目指すWeb3関連のプロジェクトの一つであり、ネットワーク発展の最前線を走っています。
したがって、Moonbeamを追うことでインターネットに関する最新情報を手に入れ、理解することができます。
Moonbeam(GLMR)を購入するためには、海外取引所を介さなければならず少し手間がかかってしまいますが、将来が非常に期待されている通貨の一つなのです。
この記事を読んでMoonbeamについて興味を持った方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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