普通にFXサイトの口座開設をするだけじゃ出来ないんだよね?
ただし国内のFX業者でソーシャルトレードに対応しているところは非常に少ないね。
FX業界において、ここ数年で注目を集めるようになった取引スタイルが「ソーシャルトレード」です。
ソーシャルトレードは、実在するトレーダーの取引を自分のFX口座にそのままコピーするという方法で、初心者でもプロのトレーダーと同じ取引がおこなえるといったメリットがあります。
しかし、ソーシャルトレードはまだ日本国内においてそこまで一般的に普及しているわけではありません。
この記事では、「なぜ国内で利用できるソーシャルトレード業者が多くないのか?」といった疑問の解消から、「国内でも利用できるおすすめのソーシャルトレード業者」までをご紹介していきます。
これからFXを始める方、すでにFXをやっている方の中で「ソーシャルトレードに興味がある!」という人はぜひこちらの内容を参考にしていってください。
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目次
国内で利用できるソーシャルトレード業者は多くない!その理由は?
現在のところ、日本国内で利用できるソーシャルトレード業者はそこまで多くありません。
これにはいくつかの理由が挙げられるのですが、そもそも日本はソーシャルトレードサービスを提供しづらい環境であるということを覚えておいてください。
いったいどういうことなんだろう?
国内でソーシャルトレードを配信するには「投資助言業」の資格が必要
国内でソーシャルトレードを配信する業者が少ないのは、厳しい「金融商品取引法」が制定されているからです。
ソーシャルトレードというのは、簡単に言えば自分のFX取引内容を他者にコピーさせてあげることで手数料や一部の利益を受け取る行為です。
つまり「商業的におこなうもの」となり、その際には「投資助言業(代理業)」という資格が必要となってきます。
そして、この投資助言資格を得るためには、以下の条件を満たしていなければなりません。
- 500万円の供託金
- 金融機関での実務経験がある者
- コンプライアンス実務経験がある者
- 監査役員
- 会社としての体制
日本の金融庁に登録をしている国内FX業者がソーシャルトレードを配信する場合は、このような厳しい条件をクリアしていないと「投資助言業」に相当するサービスを提供することが出来ません。
また、こうした条件をクリアした後も細かい手続きや書類審査があるため、申請をしたからといってすべての業者がソーシャルトレードを配信できるようになるとは限らないのです。
こういった法律などの影響により、国内ではソーシャルトレードサービスが発展しづらいと言えるわけです。
- 3年以下の懲役
- 300万円以下の罰金
また、投資助言業の登録をおこなわずに無断でソーシャルトレードに相当するサービスを配信した場合には、ご覧のような重い罰則を受けることにもなります。
国内FX業者が提供するソーシャルトレードはレバレッジが低い
国内でソーシャルトレードを配信する業者が少ないのは、レバレッジに規制がある点も理由として挙げられます。
日本の金融庁に登録をしている国内FX業者の場合、レバレッジは最大でも25倍までです。
最大レバレッジが25倍ということは、FXをするのにかなり多額の資金が必要となります。
仮に最大レバレッジ500倍の海外FX業者とその必要となる資金の額を比較してみましょう。
〇国内FX業者の場合(最大レバレッジ25倍)
- 1ドル100円のとき、10万通貨分のドル円を注文する際には以下の額が必要
- 100円×10万通貨÷25倍=40万円
〇海外FX業者の場合(最大レバレッジ500倍)
- 1ドル100円のとき、10万通貨分のドル円を注文する際には以下の額が必要
- 100円×10万通貨÷500倍=2万円
ご覧のように海外FX業者における1ロット(10万通貨)を取引しようとした場合、国内FX業者では40万円ほどの資金が必要となります。
対する海外FX業者の場合はその額が2万円です。
仮に多くの国内FX業者がソーシャルトレードサービスを提供したとしても、成功するかどうか分からない他人の取引にいきなり40万円近いお金を預けるのは非常に不安だと思います。
こうしたことも国内でソーシャルトレードが発展しない理由のひとつと言えるでしょう。
それに対して40万円の証拠金が必要というのはちょっと割に合わないよね…。
しかもそれを他人に任せるのは確かに不安かも!
こうしたことからも、やはり国内FXのルールでソーシャルトレードをおこなうのは少し厳しいと言えるかもしれませんね。
国内のトレーダーがソーシャルトレードを利用すること自体は違法ではない
ソーシャルトレードを始める際に少し心配になるのが「そもそも国内では認められている行為なのか?」といった部分だと思いますが、これに関しては問題ありません。
海外の業者が提供するソーシャルトレードを日本国内の方が利用しても罪には問われませんので安心してください。
このときに「海外FXをやっているから逮捕だ」なんてことにはならないわけです。
つまりソーシャルトレードも同じように日本では認められた行為ということになります。
だから海外のソーシャルトレード業者を利用しても大丈夫なんだ!
国内でソーシャルトレードを始める方法とは?
次に国内でソーシャルトレードを始める方法について見ていきましょう。
ソーシャルトレードを始めるにはサービスを配信している業者を選ぶ必要があります。
このときに選ぶのは海外業者か国内業者か?という2択です。
海外業者が運営するソーシャルトレードサービスを利用
一般的に考えてソーシャルトレードが盛んなのは国内より海外の方ですので、利用できるソーシャルトレード業者もその分多くあります。
ということで、いくつかその例を挙げてみましょう。
ソーシャルトレードサービスの中でも比較的に有名なものがこちらの「Zulu Trade(ズールトレード)」です。
世界中の多くのトレーダーが利用していて、取引シグナルを配信しているトレーダーもたくさん在籍しています。
なお「Zulu Trade(ズールトレード)」は、海外FX業者の「TaitanFX」を利用すればソーシャルトレード用の口座を開設することが可能です。
海外FX業者の中でも知名度が高い「FBS」も、ソーシャルトレードサービスを提供しています。
FBSではソーシャルトレード用のアプリも配信していますので、スマホで手軽に取引設定などをおこなうことが可能です。
こうした海外のFX業者が配信するソーシャルトレードサービスを利用すれば、初心者でも簡単に始めることが出来ます。
また、海外業者のソーシャルトレードサービスを選ぶ大きなメリットは「レバレッジが大きい」という点です。
レバレッジは大きければ大きいほど必要となる資金が少なくて済みます。
「試しに数万円だけソーシャルトレードに使ってみよう」といった形で、気軽に投資できるところも魅力的な部分と言えるでしょう。
これなら安心だ!
国内業者が運営するソーシャルトレードサービスを利用
現在のところ国内でソーシャルトレードサービスを配信している業者はほとんどありません。
そうした中でも割としっかりとしたソーシャルトレードサービスを提供しているのが「みんなのシストレ」です。
公式アプリが配信されていて手数料も無料といったところが魅力的な部分となりますが、やはり最大レバレッジが25倍までというのが大きなデメリットとなっています。
ソーシャルトレードに利用できる資金が潤沢にある方なら問題なく使えるサイトですが、初心者が始めるにはやや資金的に難しいと言えるかもしれません。
しかもそれに必要なお金が何万円も掛かるんじゃ、ちょっと初心者にはハードルが高いかも。
国内業者と海外業者のソーシャルトレードの違いについて
国内と海外における代表的なソーシャルトレード業者を簡単に説明してきましたが、より詳しい違いについてもご覧いただこうと思います。
国内業者 | 海外業者 | |
レバレッジ | 25倍 | 400倍~1000倍程度 |
ゼロカット | なし | あり(ないところも存在する) |
ロスカット水準 | 100%前後 | 20%~40%程度 |
配信者の数 | 少ない | 多い |
信頼性 | 普通 | 高い |
日本語対応 | 良い | 業者によってバラバラ |
国内と海外のソーシャルトレード業者を分かりやすく比較すると上記のような形になります。
やはり大きな違いはレバレッジとゼロカットの有無です。
また、取引シグナルを配信しているトレーダーの多さでも海外のソーシャルトレード業者の方が優位と言えるでしょう。
なお、信頼性につきましては取引の仕方によって分けています。
FX取引には大きく分けると「DD方式」と「NDD方式」の2つがあり、国内業者は主にDD方式で海外業者のほとんどはNDD方式を採用しています。
一般的にNDD方式の方が公平でクリーンと言われているのですが、これは顧客から受けた注文をそのまますぐインターバンクに流すからです。
DD方式のように業者が仲介をして注文を受けるかどうかを決めるとなると、そこには注文を操作するかもしれないという「不公平さ」が生まれます。
こうしたことからNDD方式を採用している海外業者の方が高い信頼性を持っていると言えるわけです。
コピーするトレード自体を操作される心配がないから海外業者の方が信頼できるわけだね。
ただ、やはり国内の業者の方が日本語の説明も丁寧で分かりやすいといった特徴があるんだ。
こうした部分を踏また上で、海外と国内の良いとこ取りをしたソーシャルトレード業者というのを紹介していくよ。
国内でソーシャルトレードを始めるのにおすすめの業者は「ポケトレ」
海外業者でありながら、国内業者のように日本語対応が万全で使いやすいソーシャルトレード業者が「ポケトレ」です。
ポケトレはソーシャルトレードのみを取り扱う業者で、スマホだけでも簡単に利用できるところがおすすめのポイントとなっています。
ソーシャルトレードだけを配信している業者なんだね。
その内容について項目ごとに詳しく説明をしていくよ。
「ポケトレ」を利用するのに必要な資金
初心者の方がもっとも気になるのは「いくらから利用できるのか?」という部分だと思いますが、ポケトレは一口3万円から利用可能です。
そのため、少額から投資を始めたいという方にもおすすめとなります。
ちなみに一口3万円といっても、その3万円を元手に複数のトレードをコピーすることも出来ます。
ひとまずは、最初に3万円を入金すればソーシャルトレードが出来ると覚えておいてください。
「ポケトレ」の仕組み
ポケトレの仕組みは非常に簡単で、入金を済ませたらあとはフォローするトレーダーを選ぶだけです。
ポケトレではこういった形でトレーダーが並んでいるのですが、気になったトレーダーのアイコンをクリックすれば詳しい情報などが閲覧できます。
たとえばこちらの方であれば年間の収益額が「およそ570万円」となかなかの高額で、フォロワーの数も多く人気があることが分かります。
もちろん1日や1ヶ月単位での収益額も分かりますので、短期的な投資をしたい場合にはそういったデータも見てみましょう。
こうしたデータを基にして「フォローしたい」と思ったら、あとはフォローボタンをクリックするだけです。
自分の口座と相手の取引内容が紐づけられるようになり、用意した最初の3万円が投資に運用されるようになります。
自分がすることは日々の勝ち負けをチェックするだけですので、特に難しい知識は必要ありません。
仮に「あまりいい成績が出ない」と感じた場合には、すぐにフォローを解除して別のトレーダーをフォローすることも可能です。
「ポケトレ」のレバレッジ・ゼロカット・ロスカット水準などについて
ポケトレではどういった条件で取引をおこなうのか?ということについて、その特徴を以下に分かりやすくまとめてみました。
- レバレッジ:500倍
- ゼロカット:なし
- ロスカット水準:100%
- 一口あたりの取引量:10,000通貨
ポケトレは海外の業者らしく「レバレッジ500倍」という条件でFX取引をおこないます。
ゼロカットシステムが採用されていない点はややデメリットに感じる部分ですが、ロスカット水準が100%と高いため入金額以上の損失が出ることはほぼありません。
また、一口あたりの取引量が10,000通貨となっているところも特徴的な部分です。
10,000通貨というのは一般的な国内FX業者における1ロット分の取引量で、海外FX業者においては0.1ロット相当に値します。
一口3万円でレバレッジ500倍ということを踏まえると、かなり証拠金維持率が高めに設定されていると言えるでしょう。
取引条件
- 一口3万円
- 取引量10,000通貨
- レバレッジは500倍
ドル円レート100円の場合だと…
100円×10,000通貨÷500倍=2,000円(証拠金維持率100%)
30,000円÷2,000円=15倍
➡証拠金維持率は1500%に相当
海外FXにおいて証拠金維持率が1500%というのはかなり安パイな状態です。
トレードの仕方にもよりますが、証拠金維持率はだいたい300%~500%ほどあれば突然の値動きがあっても耐えられます。
そのため、現実的に考えると一口3万円の資金で3~5フォローくらいまではおこなえるはずです。
フォロー相手を分散させておくことはリスク回避に繋がり、稼ぐチャンスを広げることにもなります。
ポケトレを利用する際にはこうした方法と考え方も覚えておくようにしましょう。
「ポケトレ」のメリット
初心者がソーシャルトレードを始めるにあたって、ポケトレを選ぶメリットについてご紹介していきたいと思います。
- FXの知識がまったくなくても利用可能
- 日本語に完全対応
- 少額から投資ができる
- 投資に時間を割かれずに済む
- 国内銀行からの振込に対応している
- 出金方法が明確で安心
ポケトレを選ぶ最大のメリットは「とにかく簡単でFXの知識が不要」という点です。
自分は収益額やフォロワーの数などによってフォローする相手を選ぶだけですので、どんな初心者の方でもすぐやり方を覚えることが出来ます。
また、海外業者ながらサイト自体が日本語に完全対応していて非常に見やすいというのも特徴的な部分です。
そして、やはり「一口3万円」と少額から投資できるところもおすすめする理由のひとつです。
いきなり数十万円を用意するのは難しいと思いますが、3万円くらいであれば始めてみようかなと感じる方も多いでしょう。
さらにポケトレの仕組みから考えると「投資に無駄な時間を使わない」というのも大きなメリットです。
FXをしたくても「仕事が忙しくて1日中パソコンやスマホを見続けるのは無理」といった方も多いと思いますが、そういった現代人のライフスタイルにも合ったソーシャルトレードサービスがポケトレと言えます。
また、ご覧のようにポケトレは国内銀行からの振込に対応しているため入金がしやすいといった特徴も持っています。
ほかにもクレジットカードやPay-easyが使えるので入金する際に不便さを感じることがありません。
なお、出金方法は海外銀行送金のみとなりますが、確実に着金が確認できますので安心感があると言えるでしょう。
これなら初心者でも使いやすそう!
「ポケトレ」のデメリット
ポケトレに対して言えるデメリットというのはほとんどありません。
強いて挙げるとすれば「ゼロカットシステムがないところ」くらいです。
ただし、ゼロカットがないと言ってもその分ロスカット水準を高めに設定しているので、まず入金額以上の損失が出ることはありません。
ご覧のようにポケトレ公式にも「原則として入金額以上の損失は出ない」といったことが明記されています。
よほど心配な方は大きな経済発表があるときなど、大幅な値動きが懸念されるときにはフォローを中止しておけば特に問題はないと言えるでしょう。
「ポケトレ」の利用に向いている人
ポケトレの利用に向いている人は以下のような方々です。
- FXに興味があるけど時間がない
- 少額からの投資をしてみたい
- FXの勉強をしてみたい
- 自分の取引方法では利益が出ない
- 自動売買ツール以外のシステマチックな取引がしたい
すでにFXをしているものの、自分ではなかなか利益が出ないという方は一度ポケトレで他のトレーダーの取引方法を学んでみるというのも良いでしょう。
また、単純に「知識も時間もないけどFXに興味がある」という方にもポケトレはおすすめです。
「ポケトレ」は安全?信頼性を確認
ポケトレを運営するのは「MARKET PROFILE LTD」というセーシェル共和国に拠点を構える会社です。
ご覧のように海外の金融ライセンスを保有しているため、日本国内のトレーダーが利用しても違法にはなりません。
また、これまでに不当な出金拒否などもないので、安心して利用できるソーシャルトレード業者と言えます。
国内でソーシャルトレードをおこなう際の注意点
最後に、ポケトレを含め国内でソーシャルトレードをおこなう際の注意点を簡単にまとめましたのご覧ください。
- 一定以上の利益を出すと税金の支払いが発生する
- 海外業者の場合は金融ライセンスの有無を確認する
- 当然のことながら必ず利益が出るとは限らないことを理解する
ソーシャルトレードはFX取引におけるひとつの手法ですので、利益が一定以上出た場合には税金が発生します。
なお、税金が発生する利益額のボーダーラインはサラリーマンの方で20万円以上、自営業など非給与所得者の方で38万円以上です。
また、海外のソーシャルトレード業者を利用する際には金融ライセンスの有無も確認しておきましょう。
金融ライセンスを保有していない業者の中には、利益の出金を不当に拒否するところもあるためおすすめしません。
そしてどの業者を選んだとしてもソーシャルトレードは必ず利益が出るものではなく、損失が発生する可能性があることも理解しておいてください。
もっとソーシャルトレードを知りたい方はこちらもチェック!
当マガジンでは、おそらく日本で一番ソーシャルトレードに関する記事を扱っています!(エヘン!!)
ソーシャルトレードについてもっと知りたい!とか、ここってどうなってるの?とかの疑問がある方は、下記記事ものぞいてみて下さい。
まとめ
国内でソーシャルトレードを始める方法やおすすめの業者についてご紹介してきました。
初心者が始めるのであればやり方が簡単で運営会社も信用できる「ポケトレ」がおすすめです。
ぜひソーシャルトレードに興味があるという方は、一度公式ホームページをご覧になってみてください。
ちょっとポケトレを覗いてみるよ。
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なお、海外の取引所では、残念ながら詐欺や出金拒否などが頻発しています。
何も分からない状態からトレードを初めて、資金が10倍になった!と喜んでいたら出金拒否。
そのまま資金がなくなってしまうなんていう事もあります。
私もまだ取引を始めたばかりの頃は、苦い経験をしてきました。
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