実社会でどのように利用されてるの?
最近では日本円のステーブルコインも発行されたって聞いたけど・・・
最近ふるさと納税でも利用できるようになってきているんだ。
そこで今回は、日本円のステーブルコインであるJPYCについて詳しく解説していくね。
仮想通貨への関心を持つ人が増えつつある中、実社会でどのように利用されているのか、まだまだ見えにくいです。
一方で、仮想通貨の種類はたくさん増えており用途が多岐に渡ってきています。
その1つにJPYC(ステーブルコイン)があります。
そこで、今回は、JPYCについて基本的なことからJPYCの用途や稼ぎ方まで解説していこうと思います。
実際にJPYC(ステーブルコイン)が利用されていることを知り、使ってみることで周囲の人たちと大きな差をつけることができます。
これから来る未来に備えて、ステーブルコインであるJPYCの理解を深めていきましょう。
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JPYCとは
日本円に連動したステーブルコインのことを言います。
取引価格が安定することを実現するために設計された仮想通貨の一種です。
よって日本円に連動しているので1JPYC=1円となります。
つまりステーブルコインとは法定通貨の価格と連動すると言えます。
前払式支払手段扱いの通貨
前払式支払手段とは現金を先に支払って別の形に変えておく方法のことです。
例えば、商品券やカタログギフト券、磁気型やIC型のプリペイドカードやインターネット上で利用できるプリペイドカードなどが当てはまります。
インターネット上で利用できるプリペイドカードというと、楽天バーチャルペイカードやVisaプリペイドカードです。
今のところ実店舗での利用はできないけど、インターネット上で利用ができるよ。
しかしインターネット上とはいえ、購入できないものもあります。
下の3種類を覚えておけば大丈夫です。
- 乗車券、乗船券、航空券
- 体育館などの施設利用券、アミューズメントパークなどの入場券
- ホテルなどの食事券
ステーブルコインとその他の仮想通貨の違い
ステーブルコインとは価格を安定させるための通貨と言いました。
それに対して他の仮想通貨は価格変動が起こるため不安定な通貨とも言えます。
例えばビットコインであれば1BTCが500万(9月6日現在)を越えていますが、I月の年始は300万円台でした。
それに対してステーブルコインの場合、基本的にはステーブルコイン1枚に対して法定通貨1枚なので価格の変動が起こりようがないんだよ。
つまり価格変動が大きい仮想通貨の課題を解決するための通貨としてステーブルコインを捉えることができるのです。
1JPYCは必ず1円なのか
実際はそうではありません。
例えば、誰かが1JPYC=1円で購入して別の人の手に渡るときに1.5円で買い取ったとすると価格が上がってしまいますよね。
このように市場のバランスで一時的に価格が上下することがあります。
JPYCの流通量
JPYCは1億枚発行されており90%が市場に出回ると、追加で10億枚発行する準備がされています。
ちなみに発行数量の発行上限は7段階まで予定されており、最大100兆円規模まで拡大していくことが期待されています。
どのように市場に流通させていくのかというと、第2段階の10億枚が9割以上が流通すると、第3段階に移るように各段階が9割流通すると次の段階へシフトしていきます。
JPYCはどうして動くのか
結論はERC20トークンとしてイーサリアムやポリゴン上で動きます。
ERC20とはイーサリアムのブロックチェーンで動くトークンのことです。
ポリゴンもイーサリアム上で動きます。
JPYCの購入に本人確認は必要ない
頻繁に100万のように多額の JPYC を購入されている方には自主規制的に購入目的を尋ねられることもあるようです。
セキュリティーの対策はあるのか
結論は、自分次第です。
暗号資産(仮想通貨)ウォレットによる保管が可能です。
メタマスクだとバックアップフレーズというものを忘れないようにして下さい。
JPYCの購入の仕方
実際に購入するにはJPYC公式サイトより購入します。
JPYCは日本円、ビットコイン、イーサリアムなどで購入出来ます。
購入に関してはだれにでもできるようになっていて手続きも簡単にすみます。
おすすめは日本円での購入です。
銀行振り込みが可能なので、送金ミスをすることはありません。
購入金額は三段階で10,000円、100000円、1000000円と分かれています。
JPYC購入の手順
手順は全部で3つだけです。
- JPYC購入サイトでのフォーム入力
- お支払い(銀行・イーサリアム)
- ウォレットでJPYCを受け取る
この中で注意しなければいけないのが手順3の受け取り方です。
メタマスクを利用して受け取ります。
このときイーサリアムメインネットでの受け取りを避けるべきです。
ガス代がかかってしまうと資産を減らしかねないから注意しないといけないよ。
これがイーサリアムが抱えるスケーラビリティー問題なんだ。
この手数料をガス代といい、次の3つの活動の中で発生します。
- イーサリアムチエーン内で資産を移動するとき
- トークンの発行時
- 契約を結んだときに発生
既存のブロックチェーン技術を利用して発行された仮想通貨のことトークンと言います。
今回の場合は資産の移動にあたるので、1に当てはまるので、ガス代を払わないといけません。
イーサリアムメインネットとはイーサリアムのブロックチェーンのインフラを利用した分散アプリケーションで、ここで色々な契約が記載されて、実行されていく場所のことを言います。
イーサリアムがダメならどうすればいいのか。
JPYCをメタマスクで受け取る理由
メタマスクを利用してポリゴン(MATIC)かDAXネットワークで受け取りば大丈夫です。
よってJPYCを入手するにはまずポリゴンかDAIネットワークで受け取れる環境を手に入れましょう。
JPYCの受け取り環境を整える
メタマスクにログインします。
右上のイーサリアムネットワークをクリックしてMatic Mainnetに変更します。
下図のように、右上がMatic Mainnetになっていることを確認できればOKです。
これで受け取り環境の準備ができました。
メタマスクの稼働方法は?
メタマスクを入手する上で、イーサリアムやポリゴン、DAI の購入のためにバイナンス(アフィリエイトコード)の口座開設を行うようにしましょう。
というのもバイナンスはクレジットカードでの仮想通貨購入ができるので、銀行やコンビニでの振り込みをする必要がないからです。
購入したら実際にメタマスクに送金してみます。
自分のアカウント名(下の画像では「Account1」)にカーソルを合わせクリックすると、クリップボードにあなたのMetaMask用アドレスがコピーされます。
アプリ版ならば、「送金と受け取り」⇒「BTC以外の送金はこちら」⇒「Ethereumを送る」の順にタップします。
「送金先リストの編集」から先ほどメタマスクでコピーしたアドレスを入力し「追加」を押してください。
金額を入力し、「送金する」を選択しましょう。
この際、別途支払う手数料(ガス代)が表示されるのでご確認ください。
JPYCで儲けることはできるのか
結論はできます。
それはスワップ報酬として受け取るです。
そのためにはDAIかポリゴンを入手する必要があります。
それでは実際にスワップ報酬の手に仕方を説明していきます。
Honeyswapを利用してスワップ報酬を受ける
DAIとポリゴンウォレットのどちらかを利用する方法です。
DAIを利用した場合、DAIとJPYCの組み合わせでスワップ報酬を受けることができます。
ポリゴンウォレットを利用すると、JPYCとUSDTの組み合わせでスワップ報酬を受け取ることができます。
つまりUSDTなどのステーブルコインとペアにすれば、低リスクで10%資産を増やすことができます。
ステーブルコイン同士になるので通貨そのものの変動がないため金利だけ増やせるイメージです。
ただし、USDTなど他通貨を買う必要が出るので、為替が変動すれば円高になれば円に戻した時に損失が発生することにも注意が必要です。
また送金や取引手数料がかかるので、まるまる10%得られるとは限りません。
それでも銀行の金利が0.001%-0.1%と言われている今だとリスクの低さの割には大きな利益が得られることには間違いありません。
JPYCコインは実際に利用できる
JPYCはすでに導入されています。
現在利用できるのはAmazonと徳島県の海陽町におけるふるさと納税に利用が可能となっています。
よってまだまだ取り入れている町や企業が少ない現状です。
Amazonではどのように利用できるのかというと、実際にAmazonプライムの商品であれば、どれにでも利用できるのです。
徳島県の最南端、高知県との境に位置する人口約8,800人の比較的小さなまちです。
「ひと・ゆめ・みらい 笑顔つながる海陽」をキャッチフレーズに、元気なまちづくりに取り組んでいます。
よってJPYC保有者は新しい形態の寄付者として存在し、海陽町は資金の流動性を確保することができたのです。
JPYCの将来性
- JPYCを町・民間企業での利用
- JPYCの最高技術責任者が17歳の女の子
JPYCを町・民間企業での利用
EC販売やふるさと納税として利用がスタートしました。
結論は国内での需要は増えていくと思います。
と言うのも現在Amazon、徳島県の海陽町でのECでの利用が行われていますが、井堂裕功事務所との業務提携をするなど、暗号資産での納税にも期待されています。
JPYCでの納税つまりERC20トークンでの納税ができる様になると、ブロックチェーン状での確認が取れるため、納税のための書類が不要になることも期待されます。
JPYCの最高技術責任者が17歳の女の子
日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を扱う日本暗号資産市場株式会社の動きもより将来を見据えて動いていることが伝わってきます。
というのも、17歳の女性エンジニア・小野花依さんが最高技術責任者に就任させたのです。
このように若いエンジニアを最高責任者にすることは仮想通貨を扱っている会社でも容易に起こることではありません。
同社の最高技術責任者になった小野花依さんは、中学卒業後にプログラミングを学ぶと、16歳のときにオンライン買取サービス「オクリマ」を立ち上げたことでも話題となった人物です。
- 小学校では将棋で全国大会優勝経験あり
- 中学校で学校の教育システムに問題を抱く
- 高校に行かずにプログラミングをスタート
よってこの業界にずっといたわけではありません。
日本暗号資産市場株式会社は、2019年創業のブロックチェーン領域の開発に取り組むスタートアップ企業でどこよりも早くERC20トークンを用いた前払式支払手段である「ICB」や、日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を展開しています。
安定性と、仮想通貨と同じようボーダーレスに決済できるスムーズさを兼ね備えているのです。
最近ではVisaがステーブルコイン決済に対応するなど、利用範囲も拡大。今後大きく成長する分野だといわれています。
JPYCの開発・運営を担当しており、今後は最高責任者の立場から、JPYCエコシステムの構築、リソースの最適化を目指すとの思いにも期待が寄せられます。
JPYCは、1JPYC=1円で取引されるステーブルコインで、2021年1月に販売が開始され、日本円と連動したステーブルコインの「けん引役」に通貨としての期待も寄せられています。
若き才能が、暗号資産市場の発展と課題解決にどれだけ寄与するか、今後に注目です。
まとめ
- ステーブルコインを組み合わせて金利で稼ぐ
- BINANCEでの口座開設をしておく
- メタマスクでイーサリアムネットを利用しない
- JPYCの利用が行われおり将来性がある
JPYCはステーブルコインとして価格変動の起らない安定した通貨です。
上記意外にもECサイトでの利用が増えると商品の販路が広がります。
そのようになってくるとJPYCの流通性も高まっていくことが期待されます。
JPYCの最高技術責任者に10代を抜擢するくらいの勢いのある会社であり、実際にサービスを利用して実社会との結びつきを強めていることにも仮想通貨領域の勢いを感じることでしょう。
JYPCの今後の動きから目を離せません。