
取引手数料や取引の速さを解決する便利なサービスなんだ!
NFTマーケットで売買でネックとなる「ガス代」や「トランザクション処理」
今後も長くNFTと関わるのであれば、手数料や取引処理を改善していきたいはずです。
今回は、そんなNFTユーザーのお悩みを解決できるNFT特化型のL2ソリューション「ImmutableX(イミュータブルエックス)」というサービスを解説していきます。
この記事を読めば、「NFTの取引をもっと安くしたい」「ImmutableXの特徴を知りたい」「取引方法を知りたい」などのお悩み・疑問を解消できます。
この記事のまとめ
- ガス代やトランザクション処理の問題を解決できる
- 2%の手数料以外はガス代無料
- かんたん3ステップで取引完了
\まずは取引ページを見てみよう/
目次
ImmutableXとは?
NFT取引のネックポイントを解消できる「ImmutableX」
これって一体どんなサービスなんでしょうか?
じつはこのサービス、NFT業界をリードするImmutable社が運営している便利なサービスなんです。
そこで、まずは3つの項目に分けてImmutableXの概要について説明していきますね。
①ガス代なしで利用できるL2ソリューション
まず、ImmutableXはEthereum(イーサリアム)という仮想通貨のL2(レイヤー2)という場所にあるサービスです。
用語説明
Ethereum(イーサリアム)
Ethereumとは、仮想通貨のひとつであり世界的に有名なビットコインの次に有名な仮想通貨です。
ETHという単位の通貨であり、ブロックチェーン技術をより高性能化させるスマートコントラクト、中央管理者が不要な分散型アプリケーションなど、様々な機能を持っています。
L2(レイヤー2)
Ethereumは、堅牢なメインネット「レイヤー1」、そしてメインネットと別の場所で取引を行うことで処理にかかる費用(ガス代)、トランザクション処理(時間)の問題を解決する「レイヤー2」の2層構造で運営されています。
レイヤー2では、独立した様々なサービスが展開されており、レイヤー1のセキュリティを引き継いで利用できることから、ほとんどのユーザーがレイヤー2を利用してEthereumに関する取引を実行しています。
用語解説からもわかるように、L2で実行されるサービスはガス代がかなり節約できる。
その中でも、ガス代なしで取引ができてしまうという革命的な運営を行っているサービスとなります。
②トランザクション処理が高速
Ethereumの取引では、トランザクション処理の遅延が問題視されていました。
さきほど説明した「L2」を利用することにより別のサービスで処理を実行できるため、L1のメインネットで実施するトランザクション処理に比べてハイスピードで取引が行えるようになっています。
トランザクション処理が遅いと数日待たせられる場合もあったため、短時間で処理が完了するL2が利用されているImmutableXはユーザーニーズに合うサービスだと言えます。
③マーケットプレイスがローンチ済み
ImmutableXはNFT対応のウォレット、そしてNFTを取引するマーケットプレイスもローンチ(公開)されています。
簡単に説明すると、マーケットプレイスにはいろんな種類がありますが、ImmutableXを利用することによってユーザーはネットワークの切り替えを行わずに簡単取引ができるようになっています。
また、ImmutableXでは、Ethereumウォレットすべてに対応しているため、汎用的に利用できる魅力的なサービスとなっています。
ImmutableXを使用する3つのメリット
ImmutableXを利用することによって3つのメリットが得られます。
- NFTを簡単管理したい
- ガス代をかけたくない
- ERCって面倒なことが多すぎる!
このどれかにあてはまるという人は、それぞれの項目をチェックしてみてください。
①NFTアプリケーション構築が簡単
今までNFTアプリケーションを提供するためには、アプリの構築に莫大な時間と費用が必要でした。
これに対しImmutableXは、外部APIを利用して高性能なNFTアプリケーションを構築できる「REST API」が採用されています。
ImmutableXのREST APIを利用することで、今まで数週間かかっていた以下のやりとりが数時間で完了できるようになりました。
- NFT発行
- NFT取引
- NFT転送
ここからもわかるように、ImmutableXはユーザーファースト、そして便利サービスであることから多くの期待が集まっています。
②ガス代無料
NFTの取引など、Ethereumのブロックチェーンで取引を行うときには、ガス代という手数料が発生します。
ガス代とは、取引作業を行うマイナーのために利用されている手数料であり、ガス代を支払うことによってEthereumの運営が成り立っているのです。
ただ、ガス代の割合は常に変動し、中には莫大な手数料が必要になる取引も出てきます。
そんな時に役立つのがガス代無料を掲げているImmutableXです。
ImmutableXでは、L2レイヤーというトランザクション処理が少なくて済む場所で取引が行えることからガス代がかからない設計となっています。
これはデメリットの方で詳しく解説するよ
③ERC上の問題点を改善できる
EthereumのネットワークであるERC、ここには次のような問題があります。
- スケーラビリティ(拡張性)が低い
- ユーザーエクスペリエンスに劣る(感情に刺さりにくい)
- 技術不足
- 流動性が小さい
この問題はEthereumが登場した当時から挙がっている問題であり、現在でも悩みを解消できていない慢性的な問題です。
ImmutableXは、このERCが抱える問題を根本から改善できるプロジェクトであると期待が集まっています。
ImmutableXを使用する2つのデメリット
手数料や処理能力に優れるImmutableXですが、2つだけデメリットを持っています。
利用時に「失敗した…」と思わないためにも、それぞれの項目をチェックしてみてください。
①日本語非対応
ImmutableXは海外初のDeFiプロジェクトであるため、日本語に対応していません。
利用ページはすべて英語であり、最新情報の発信についても英語表記なので、自分で翻訳しながらチェックする必要が出てきます。
初心者が日本語非対応に対応する方法
すべて英語のサービスであっても、しっかりと対策を理解しておけば、問題なく利用できます。初心者でも簡単に英語を理解する方法を2つご紹介しますので、ぜひ利用してみてください。
- 翻訳ツールを利用する(Google翻訳、DeepLなど)
- 日本語変換ツールを利用する(Google翻訳、テルルなど)
- 英語を勉強する
②ガス代なしだけど手数料が少しかかる
ガス代としての手数料がかからないImmutableXですが、これだとImmutableX自体の運営ができなくなってしまうため、一部、別に手数料が設定されています。
手数料は主に次のようになっていますので、それぞれチェックしたうえで利用してみてはどうでしょうか。
- NFT取引手数料:2%(このうち20%をネイティブトークンIMXで支払う)
- プロトコル利用手数料:2%(このうち20%をネイティブトークンIMXで支払う)
一覧にも書きましたが、手数料のうち20%分はImmutableXのネイティブトークンIMXで支払う必要があります。
ただし、IMXは支払い時に自動変換されることから、あなたが手作業でIMXトークンを準備しておく必要はありません。
また、支払い方法は2タイプあり、次の通りとなります。
- IMXトークン所持者はそのまま支払える
- NFTマーケットプレイスに支払われた購入通貨を自動でIMX化してくれる
完全手数料ゼロではありませんが、ユーザーファーストな手数料支払い方法であり、ガス代に比べて手数料が安いという特徴を持つImmutableXですので便利に活用してみてください。
ImmutableXを始めるのがオススメな理由
まだまだ日本での知名度が高くないImmutableXですが、今のうちに始めておく方がオススメな理由が3つあります。
NFTを始めたい人にオススメの内容となりますので、ぜひチェックしてみてください。
①NFT業界をリードするImmutable社が運営
まず知っておいてほしいのが、ImmutableXを運営するImmutable社はNFT業界の中でもトップに君臨する会社であることです。
NFT業界をリードする会社では、様々なサービス・プロジェクトが開発されており、ユーザーが使いやすいサービス提供が日夜研究されています。
NFT企業の中でも多くの注目があつまる会社であることから、今のうちに利用し始めておくのがオススメです。
②ネイティブトークンIMXの拡大が期待
NFT関連の市場は、2021年より莫大な盛り上がりを見せています。
現在でもその勢いは衰えておらず、今後も更なる発展を遂げていく業界であることが期待されています。
そのような中、ImmutableXが発行するIMXトークンの活躍の場が増えていると注目が集まっています。
まず、ImmutableXは全てのNFTマーケットプレイスと連携できることから、大手NFTマーケットプレイスであるOpenSeaで約数十億ドルの市場拡大が見込まれています。
また、今までにたくさんの大手企業がNFTマーケットプレイスに参入しているため、更なる連携が期待されているんです。
③TikTokでもImmutableXが活用
若者を中心に人気を集めるSNS「TikTok」
なんとこのサービスでもIMXトークンが利用できます。
TikTokのトップクリエイターがNFTをIMXトークンで取引に出品したり、今後さらにたくさんのTikTokユーザーがNFTに参入する予定となっています。
SNS関連サービスは現在でも伸び続けるツールであることから、社会認知度の上昇が期待されているんです。
ImmutableXの簡単取引3ステップ
「ImmutableXを持っておけばNFT取引・管理で便利に使えそう」
これからImmutableXを利用してみようと考えている人を対象に、ImmutableXで取引するための手順を3ステップでご紹介していきます。
簡単手順で利用できるため、順番に動いてみてください。
ステップ1|国内仮想通貨取引所で通貨をゲット
仮想通貨を手に入れるためには、まず国内仮想通貨取引所で口座開設が必要となります。
口座開設は5分程度で完了するので、国内で有名な次のような国内仮想通貨取引所から開設してみてください。
- コインチェック
- ビットフライヤー
- ビットバンク
口座開設後はNFT取引で利用する「Ethereum(ETH)」の通貨をゲットしましょう。
ステップ2|海外仮想通貨取引所に通貨を送金
国内仮想通貨取引所で手に入れた仮想通貨は、NFTにそのまま利用できません。
NFTの取引は一度、海外仮想通貨取引所に送金する必要があるので、次のような取引所を利用してみてください。
- BINANCE(バイナンス)
- bybit(バイビット)
- Coinbase(コインベース)
※海外仮想通貨取引所は法律が未整備ですので、自己責任で取引を行いましょう。
ステップ3|ImmutableX(IMX)の取引
海外仮想通貨取引所への登録が終わったら、実際にNFTを購入していきましょう。
有名な場所なら「OpenSea」がオススメです。
NFT購入・送金・管理、これをImmutableXで簡単に実施できるので、ひとつずつ触ってみてください。
おわりに
今回は、NFT取引でネックになるガス代、トランザクション処理を解決するDeFiプロジェクト「ImmutableX」についてご紹介しました。
L2で利用されているユーザーファーストなプロジェクトであり、NFTの手数料が高く購入できなかったという人にピッタリなサービスだと言えます。
TwitterやDiscord等で定期的に情報発信されているので、この機会にNFTをお得に取引してみてはどうでしょうか。
\まずは取引ページを見てみよう/