ナルキスト~!「テラ(LUNA)」っていう仮想通貨があるみたいだけどどういうものなのか教えて!
テラは韓国初の法定通貨に連動しているステーブルコインを発行するプロジェクトのことだよ。
このプロジェクトの運用に関わる仮想通貨のことをLUNAというんだ。
2021年に急激に価格を上げたテラ(LUNA)という仮想通貨をご存知でしょうか?
今回はテラの仮想通貨について特徴と価格動向、将来性をわかりやすく解説していきます。
2022年5月には「ディペッグ」という騒動も起こり、一時的に名前を目にした人も多いのではないでしょうか。
本記事では網羅的に解説していきますので、テラの取引を検討している方はぜひご覧ください。
- テラ(LUNA)はステーブルコインの発行を促すプロジェクトのガバナンストークン
- スマートコントラクト機能が備わっており、新サービスなどを開発しやすい
- 一時的に価格が下落しているので、今後の運営側の動向に注目
- 取引するならbybitがおすすめ
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目次
テラ(LUNA)とは?
テラ(Terra)は、米ドルや韓国ウォンなどの法定通貨の価格と連動した「ステーブルコイン」の発行を促すプロジェクトとなっています。
このプロジェクトを推し進める韓国の「Terraform Labs社」が発行するガバナンストークンのことを「テラ(LUNA)」と呼んでいます。
テラ(LUNA)は、2022年9月時点で時価総額第31位の仮想通貨です。
テラ(LUNA)自体はステーブルコインではありませんが、テラのプロジェクトにて発行するステーブルコイン「UST」の価格を一定に保つよう設計されています。
市場の供給量を増加させて価格の上がりすぎを防いだり、償却(Burn)させて通貨量を減少させて価格の上昇を促したりして価値を一定に保てるようにしているんだ。
2021年には仮想通貨業界から注目されて、一気に100倍まで急上昇するほど注目されていたよ。
後述しますがUSTのディペッグ騒動が発生し、現在はLuna Classic(LUNC)にリニューアルしています。
テラ(LUNA)の特徴
テラ(LUNA)の特徴は以下の通りです。
- ステーブルコインを発行
- スマートコントラクト機能が備わっている
- アルゴリズム型のステーブルコイン
- リニューアルして新LUNA(LUNC)に
それぞれ紹介していきます。
ステーブルコインを発行
テラ(LUNA)で発行しているステーブルコインは米ドル以外に韓国ウォンなど様々な法定通貨に連動しています。
- UST(Terra USD):米ドルに連動
- KRT(Terra KRW):韓国ウォンに連動
- MNT(Terra MNT):モンゴルトゥグルグに連動
通常の仮想通貨ではなく、ステーブルコインなので「1枚 = 1ドル」のように価格が安定しやすいというメリットを持っています。
スマートコントラクト機能が備わっている
テラ(LUNA)にはスマートコントラクト機能と呼ばれる、あらかじめ組み込まれたプログラムを自動で実行する機能が備わっています。
そのためステーブルコインの発行以外にDeFiなどを活用することができるようになっています。
実際に、2021年3月には「Anchor Protocol」という仮想通貨を預け入れるだけで金利をもらえるステーキングサービスなども提供しています。
DeFiってかなり話題になったよね。
貯金みたいに仮想通貨を預け入れて、高い金利を貰えるサービスを用意しているってすごいな~!
スマートコントラクト機能はイーサリアム系の仮想通貨にも備わっており、現状広く普及している仮想通貨系のサービスはイーサリアム経由で開発されているのです。
つまり、スマートコントラクト機能が備わっているテラ(LUNA)も様々な仮想通貨のサービスが開発しやすいというメリットがあるんだよ。
DeFiについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
アルゴリズム型のステーブルコイン
ステーブルコインの中でもテラプロジェクトの発行するステーブルコインは、アルゴリズムによって価格が一定に保たれるようになっています。
メジャーなステーブルコインの「USDT」「USDC」「BUSD」はどうしても中央集権的になってしまうという課題がありましたが、テラ(LUNA)では分散型のステーブルコインを発行しています。
USDTなどは銀行などが介入して手動で価値の調整を行っていますが、テラ(LUNA)にはスマートコントラクト機能が備わっているので自動で価値を調整できるようになっています。
つまり中央銀行などに左右されないという特徴持っているのね。
その通り!中央集権的でないから、突然「明日から発行を停止」などの管理者の都合に左右されずに通貨を保有できるんだ。
リニューアルして新LUNA(LUNC)に
テラ(LUNA)では2022年5月にUSTのドル変動(ペッグ)が外れるという「ディペッグ」という現象が発生しました。
これにより一気に価値が暴落した後、復旧が行われて新しくLuna Classic(LUNC)にリニューアルしています。
どうして騒動が発生しちゃったの?
様々な要因があるんだけど「仮想通貨全体の価格が下落傾向だった」のと「USTの価値をLUNAを大量発行して安定させようとしてLUNAが売られてしまった」というものが原因として挙げられるね。
現状ディペッグは発生していませんが、価格は今も上げきれておらず今後の運営側の対応に注目が集まっている状態が続いています。
テラ(LUNA)のこれまでと現在の価格動向
これまでの価格動向は以下の通りです。
2021年の8月あたりから2022年年初にかけて、一気に価格が急上昇しています。
バイナンスなどへ新規上場を果たしたこと、エアドロップ(無料配布)、「ProjectDawn」などのプロジェクトローンチが価格上昇を後押ししました。
しかしその後は仮想通貨全般が冷え込み、ディペッグも発生したことから、大きく下落しており現在は0.0002ドルまで下落しています。
ディペッグがなければ、かなり好い線を行っていた通貨だったんだね。
そうだね。今は価格が低迷しているから、慎重になって様子見したり少額購入して長期目線で保有したりする時期といえるね。
テラ(LUNA)の将来性
暴落しちゃったけど、もう上昇することはないの?
以前のように「〇〇倍の急上昇!」という大きな動きはまだ先だろうね。
ただ絶対に上昇しないわけではないから、今後いくつかポイントとなりそうな出来事をピックアップしていくね。
購入時には、後述するイベントが起こりそうかどうか確認しながら取引してみてね!
新プロジェクト・新サービスの提供
リニューアルを行って新LUNAを提供している運営会社などがこれからどのようなプロジェクトやサービスを提供していくかによって、価格へ影響を与えることでしょう。
実際にステーキングサービスの「Anchor Protocol」が提供されたタイミングで価格は一時的に上昇しています。
エアドロップ(無料配布)も行っており、今後の運営側が良いサービスを提供すれば価格は上昇していく可能性があるといえるでしょう。
以前の水準に戻るまでには時間を要する可能性が高いよ。
でも2022年8月にはテラ創始者が取材で「資金調達は終えている」と発言しているんだ。
今後より一層、運営側が様々なサービス提供へ力を入れていく可能性があるといえるよ。
上場取引できる取引所の増加
テラ(LUNA)はバイナンスやbybitなどの仮想通貨取引所で取引可能です。
仮想通貨業界で大手ともいえる2社で取り扱われていることから、一定レベルの信頼性はあるといえるでしょう。
今後もっと信頼性が上がったり人気が出たりすれば、取引できる仮想通貨取引所数が増加して需要アップにより価格が上昇することも十分考えられます。
テラ(LUNA)の買い方
国内取引所ではテラ(LUNA)の取り扱いがありません。
そのためbybitなどの海外取引所を通して購入することになりますので注意をしておきましょう。
テラ(LUNA)の購入方法は以下の通りです。
- 国内取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入
- bybitなどの海外取引所へ送金
※bybitの以下の入金アドレスを国内取引所の出金先アドレスへ貼り付け、購入した仮想通貨を送金
- bybitにて「LUNC」と検索
- 購入数量と取引価格を入力
- 注文完了
他の仮想通貨と同じ購入方法だね。
慣れれば数分で購入が完了するんだ。
今回紹介したのは最もスタンダードな購入方法になるよ。
もしbybitを使っていてクレジットカード入金を行えば、国内取引所から送金する手間を省いて直接LUNCを購入できるからおすすめだよ。
テラ(LUNA)を取引できる仮想通貨取引所例
テラ(LUNA)が取引できる仮想通貨取引所は主に以下の2種類が挙げられます。
Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス)は仮想通貨最大手の取引所といえるでしょう。
取扱銘柄数がかなり多く、マイナーなコインまで取引できます。
取引量も多いから、注文が通りやすいというメリットがあるよ!
Binanceの口座開設方法はこちらで紹介しています。
bybit(バイビット)
bybitはボーナスキャンペーンが豊富で、クレジットカード入金を行えば国内取引所からの送金の手間を省けるという使い勝手の良さが魅力の取引所です。
日本語サポートが充実しており、海外取引所の利用が不安な初心者でも安心して利用しやすい体制が整えられています。
bybitについてはこちらの記事でわかりやすく解説しています。
テラ(LUNA)のまとめ
今回紹介してきたテラ(LUNA)はUSTなどのステーブルコインを発行したり、DeFiの活用したりできるプロジェクトのトークンです。
ディペッグで価格が暴落していますが、運営側は仮想通貨のリニューアルなどで対策を講じています。
さらに資金調達の完了発言も行っていることから、今後通貨の価値上昇に向けて動いていく可能性は十分考えられます。
ただまだ価格は低迷している状態ですので、今後は運営の動向を様子見しつつ、購入する場合は少額から始めるようにしましょう。
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