
bybitで入金・出金する手段は、「仮想通貨の送金」という方法しかないので簡単です。
―しかし、仮想通貨を使った資産移動は、たった一つの入力ミスで全てロストしてしまう危険性を孕んでいます。
本項では、bybitでの入金・出金方法や注意点を紹介しています。本項を参考にしつつ、慎重な操作を心がけて下さい。
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目次
bybit取引所の概要
正式名称 | bybit(バイビット) |
---|---|
取扱銘柄 | 11種類 |
所在地 | シンガポール |
日本語対応 | あり |
スマートフォン対応 | あり(ライブチャットサポート可) |
取引方法 | インバース型無期限契約 |
レバレッジ倍率 | BTC100倍 / アルトコイン25~50倍 |
bybit(バイビット)とは、シンガポールを拠点とする海外仮想通貨取引所です。
ビットコインやイーサリアムなどの主要暗号資産を専門としており、豊富なキャンペーンや倍率の高いハイレバレッジが特徴です。
ユーザー登録数は200万人以上にのぼるなど、Binanceを始めとした有名な取引所にも引けを取らない人気を誇ります。
より詳しい情報はこちらを参考にしてください。
bybitの入出金手数料・対応時間
bybitの入金手数料
bybitの入金手数料は無料となっています。ただし、日本円には対応していないため、仮想通貨で入金を行う必要があります。
なお、bybitで指定されている通貨以外は入金できないので注意しましょう。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- EOS(イオス)
- USDT(デザーコイン)
入金にかかる時間
通常であれば着金までおよそ数分程度、長くても1時間もかかりません。しかし、状況によっては時間を要することがあります。
その理由としては以下の通りです。
- BTC / ETH / USDT:ブロックチェーンでのトランザクション承認が終了していない。
- XRP / EOS:入金時に間違ったタグ(UID)を入力したか、入力そのものを忘れている。
ブロックチェーンの性質上、仮想通貨の入金は着金までの時間が延びる場合もあるので、すぐに反映されない可能性もしっかり加味しておきましょう。
出金手数料
海外取引所では、「マイニング報酬」として出金手数料を支払う必要があります。
それぞれ通貨ごとに最低出金額が異なるので、以下の表を参考にして下さい。
BTC | 0.0005 BTC |
---|---|
ETH | 0.005 ETH |
XRP | 0.25 XRP |
EOS | 0.1 EOS |
USDT (ERC–20) | 10 USDT |
USDT (TRC–20) | 1 USDT |
出金にかかる時間
bybitは1日3回、「08:00」「16:00」「24:00」の8時間毎( UTC基準)にすべての出金要求を処理します。
なお、出金リクエストの締切時間は、予定されている出金処理時間の「30分前」となります。
※07:30( UTC)以降に行われた出金リクエストは、16:00 UTCに処理されます。
bybitの入金方法
アカウントの開設方法については、こちらを参照してください。
bybitにログインしてホーム画面を開き、アカウントメニューにカーソルを合わせて「個人資産ページ」へ移動します。
入金したい通貨の「入金」選択して、入金アドレス画面を開きます。
すると、選択した通貨の入金アドレス(※)が表示されるので、横のボタンをクリックしてコピーしましょう。
自身のウォレット(または取引所アカウント)にアドレスをペーストして送金操作を行い、bybitのウォレットに反映されれば入金完了となります。
※EOS・XRPの場合
EOS・XRPの場合、入金先アドレスのほかに「入金タグ」を入力する必要があります。
初めに注意事項が記載されているので、よくお読みの上で「確認しました」をクリックしてください。
入金ルールの注意事項
以上の方法で入金ができない場合、入力・操作ミスなどが考えられます。
以下の3点に注意して慎重に入力しましょう。
XRP/ EOSは正しい宛先を入力する
XRPとEOSの入金ウォレットアドレスは、共有のものを使用しています。
そのため、bybitへXRPまたはEOSを入金する場合は正しい宛先タグ(UID)を入力する必要があります。
正しく処理されなかった場合、コインが喪失してしまう危険性があるので、正確に入力しましょう。
喪失したコインはサポートでも払い戻すことが出来ません。入力操作は慎重に行って下さい。
USDTの入金について
bybitにおけるUSDTの入金は、「Simple Send転送」のみの対応となっています。
他の方法によるUSDT入金は受け付けていないので注意しましょう。
送金する通貨を間違えないように
入金する際は、必ず「そのアドレスに対応した通貨」を送金しましょう。
例えば、BTCのアドレスでETHを送金しようとしても、通貨が違うので入金することはできません。
通貨を間違えるとその資産は永久に失われてしまいます。十分に注意しましょう。
bybitオススメの入金方法は?
bybitで入金する場合は、従来の送金操作で簡単に入金できるBTC / ETHがおすすめでしょう。
- その他の海外取引所で慣れている人ならスムーズにできる
- どちらも対応しているウォレットが多いので管理が楽
- アドレスをコピー&ペーストするだけなので誤記入yしにくい
基本的にどちらでも構いませんが、ウォレット対応の広さならBTC、入金速度が気になるようであればETHをおすすめします。
ETH :ETHの送金は「直接送金」のみ受付。スマートコントラクトを使用した送金は処理されないので注意。
bybitの出金方法
※bybitで出金を行う場合、まず「二段階認証」の登録を終えている必要があるので必ず完了させてください。
入金方法と同様の手順で、「個人資産」ページへ移動して下さい。
一覧から出金したい仮想通貨、または画面左の「送金」をクリックして出金画面に移ります。
出金したいウォレットの送金アドレス(※1・※2)と送金数量を入力して「提出」をクリックしましょう。
その後、以下の手順で送金操作を行って下さい。
- 「Google 認証システム」を確認し、二段階認証コードを入力する
- 出金認証メールを確認し、「「Click on the verificatioin link to confirm the withdrawal」をクリックして申請する。
- 送金時間(08:00 / 16:00 / 24:00)に送金が反映されていれば出金完了
※1ウォレットアカウントの追加
出金したい通貨を選択し、「ウォレットアカウントを追加する」を選択して下さい。
ウォレット追加画面を開いたら、右下の「追加」ボタンをクリックしてください。
「ウォレットアドレス」と「アドレス名」を入力して手持のウォレットを登録しましょう。
※2EOS・XRPの場合
EOS・XRPの場合、ウォレットアドレスに加えて「出金メモ」を入力する必要があります。
この入力を間違えてしまうと、資金が全てロストしてしまいます。必ず正しい出金メモを入力して下さい
出金ルールの注意事項
出金は入金よりも細かいルールが定められています。
ルールを守らないと出金できなくなる可能性があるので、よく確認しましょう。
bybitの最小出金額について
bybitの入金額に制限はありませんが、出金額には設定されていることに注意しましょう。
それぞれ通貨ごとに最低出金額が異なるので、以下の表を参考にして下さい。
最低出金額
BTC | 0.001 BTC |
---|---|
ETH | 0.02 ETH |
XRP | 20 XRP |
EOS | 0.2 EOS |
USDT (ERC–20) | 20 USDT |
USDT (TRC–20) | 10 USDT |
最大出金額
通貨 | アカウントごとの出金限度額 | 取引所全体の出金限度額 |
---|---|---|
BTC | 500 BTC | 3,000 BTC |
ETH | 10,000 ETH | 40,000 ETH |
XRP | 2,000,000 XRP | 100,000,000 XRP |
EOS | 1,000,000 EOS | 10,000,000 EOS |
USDT (ERC-20) | 1,000,000 USDT | 8,000,000 USDT |
USDT (TRC-20) | 100,000 USDT | 7,000,000 USDT |
キャンペーンボーナスは出金不可
原則として、開設キャンペーンなどで配布されたボーナスはすべて出金不可となります。
さらに、出金リクエスト後はアカウントに残っている全ボーナスがゼロにクリアされるので注意が必要です。
USDTの出金先をよく確認すること
USDT の場合、「ERC-20」と「TRC-20」では入金先・出金先が異なります。
TRC-20経由でUSDTを出金する際には、必ず特定のアドレスを入力しましょう。
対応するネットワークが選択されていないと“資金が消失する”ことになるため、作業には細心の注意を払いましょう。
認証メールが見つからない時は
受信箱の中に認証メールが届いていない場合、迷惑メールフォルダに入っている可能性があります。
なお、認証メールの有効期限は30分なのですぐに対処しましょう。
出金拒否に注意!対象ケースと対処法を解説
bybitに出金拒否システムは存在しません。しかし、ユーザー側の入力ミスや規約違反で拒否になる可能性は十分にあります。
ここでは、出金拒否になりやすいケースの代表例を紹介します。
出金拒否されるケース
- 規約違反や禁止事項に抵触している
- アカウント操作で出金に制限が課せられている
- 出金アドレスを事前に登録していない
- アドレスの未入力・入力ミスによるエラー …など
出金に制限が課せられるケース
アカウント(または資産)セキュリティにおけるシステム上の理由から、以下の行為の行った場合は24時間の出金制限が課せられます。
・登録しているユーザー携帯電話番号の変更
・ユーザーによるGoogle認証システム2FAの削除
これらのアカウント操作を行う場合は、出金操作の必要がない時にしましょう。
ネット上での出金トラブル
出金履歴ステータスが「送金完了」となっているにもかかわらず、出金されていないのであれば、以下のような原因が考えられます。
- トランザクション処理に時間がかかっているネットワークトラブル
- 送金先アドレスやタグの入力ミスによるコイン消失
まずは一旦時間を置いてみて、それでも出金が反映されていない場合は、問い合わせてみると良いでしょう。
いずれも当てはまらない場合は?
もし、上記に当てはまらないにも関わらず払い戻しが可能な場合、すぐにサポートセンターへ連絡を入れましょう。
状況によっては、「回収サポート」に資金回収を依頼できる可能性があります。
回収サポートについて
まとめ
以下、本項のポイントについて簡単にまとめました。
本項のポイント
- bybitの入金・出金は(bybitで)扱っている仮想通貨を送金する方法のみ
- 入金時の手数料はかからないが、出金時は必要になるので注意
- 出金時、正しいアドレスを入力しないと出金拒否になってしまう
- BTCやETHなどメジャーな通貨で入金・送金する方法をおすすめする
―仮想通貨の入出金は、入力ミス一つで資金をロストしてしまう危険性があるので、最新の注意を払うようにしましょう。
仮に、出金拒否をされしまった場合でも、まずは落ち着いて対処することが大事です。
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